「L.A.コールドケース」

https://la-coldcase.jp/

珍しく
サスペンス物の紹介。

90年代LA
人気ラッパー2人が射殺された
実際にあった事件を題材にした作品。

ポイントは
主役のジョニー・デップ
助演のフォレスト・ウィテカー
この二人の演技の妙に尽きるし
この二人を取り巻く各出演者が皆、一筋通った演技で
更に全体を締めてくれていて
そこに引き込まれる作品である。


・・・「内容は難しかったが」
というのは
勿論、題材がそもそも迷宮入りの実際の事件ゆえに、事実の絡み合いが複雑に絡み合い、それを映画化したので
無理はないんだろうけど
でも見る側からすると
例えて言うと知恵の輪しながらルービックキューブしているような感じ。
この殺人事件がいくら当時アメリカで騒然としてニュースであったとしても
この事を全く知らない僕としてはバックグラウンドを理解するには厳しいものがあり
しかも、このLAでの事件の犠牲者や周辺人物の名前が「ノトーリアス・B.I.G.」とか「2パック」とか
ヒップホップに疎いと、理解が追いつくにはきつかった。
まっ、しゃぁないか。。。

話を戻して、
なんといっても助演のフォレスト・ウィテカー!
名演作品に枚挙の暇はないのですが、個人的には何といっても
クリント・イーストウッド監督作品「バード」を挙げぬにはいられない。
先日、シドニー・ポワチエが亡くなった時読んだ新聞記事コラムで
「後に続くアフリカ系アメリカ人俳優、名優、モーガン・フリーマン、デンゼル・ワシントンの先達」
として彼の功績をたたえていた。
僕としてはここにフォレスト・ウィテカーをぜひ加えたい!
おーーっと、
サミュエル・L・ジャクソン、ローレンス・フィッシュバーン、
そこに
「最強の二人」のオマール・シー、「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー
も加えないといけないかな。でもなんとなくウィル・スミスはなんとなく。。。


2022年8月5日 公開

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