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【中東欧、女子一人旅】 持ち物編

長いです。バックパックに入れる持ち物まとめました。また旅ができるようになったときに、何を入れるか迷わないように、ほとんど忘備録です。

○概要

・GREGORYの登山用バックパックを使用。おそらく中型。 
・荷物を詰め込んだ後の重量は12kg〜15kgほど。
・バックパックは機能性で選ぶべし。防水カバーも大事。

○衣類系

・ 衣服
 衣服は基本的に日本から持っていった。現地で調達してもよかったのだが、明日の服を心配する生活は嫌だったのでやめた。
 荷物において一番かさばるのは衣服なので、必要最低限しか持たなかった。極限まで減らすことが重要だ。圧縮袋を駆使して押しつぶす。目指せ真空パック。また服はヘビロテなので洗剤は必須だ。
 
 私が訪れた場所の気温は、約10度〜約マイナス10度(クロアチアなど〜フィンランド)と非常に幅が大きかったので、どこの気温に照準を合わせて衣類を選択するかは非常に悩みどころだった。どんな気温にも対応できるように、暖は重ね着で取るスタイルを選んだ。アウターは、コロンビアのウィンドブレーカーをいちばん上に羽織り、その下にユニクロのウルトラライトダウン、いちばん下にユニクロのフリースを着た。これはもっとも暖かいアウターの組み合わせであり、マイナス3度くらいまではこのスタイルで十分問題なかった。スカンジナビア半島などで夜間に長時間外に滞在する予定がある場合は(オーロラを見るなど)、このスタイルでは凍死するので気をつけていただきたい。
 アウターの下には、トレーナーもしくはセーターと、ヒートテックを着ていた。またボトムスはジーパンをはき、寒冷地ではその下にヒートテックのレギンスを着用した。
 
・ビーサン
 ビーサンは季節を問わず持つべきだ。宿やドミトリー内の移動には、気軽に履けて脱げる靴が本当に重宝される。またバスルームで少し足が濡れていてもすぐに履ける靴があるのはありがたい。しかもビーサンは薄いので嵩張らない。
 
・水着
 水着も季節を問わず持つべきだ。冬でも、だ。旅先は予想外の連続だ。まさかハンガリーが温泉大国だなんて、フィンランドで寒中水泳するなんて、当初は思っていなかった。そんな予想外に出会っても、水着があれば全部対応できる。持っておいて本当に損はない。また水着は、見えても問題のない下着にもなるので、干すときに便利でもある。
 
・防寒アイテム
 その他の防寒アイテムは、ニット帽、ネックウォーマー、手袋(指の先が開いているタイプ)、ふわふわのあったか靴下だ。ネックウォーマーの他に、大判マフラーを持っていたので、ネックウォーマーのみでは寒い時にはマフラーを巻いた。
 また大判マフラーは、ドミトリーでのプライバシー確保にも使える。

写真 2020-01-30 22 27 23

靴下も干してる

 やり方
 ①二段ベッドの下を陣取る
 ②ベッドの柱の上の方に、洗濯ばさみやS字フックを使って洗濯ロープを張る。
 ③張ったロープに、大判マフラーをかける。
 
これでプライベート空間の出来上がりだ。
  

○水回り系

・タオル
 強くお勧めしたいのが、バタタオルの代わりに固まらないタイプのセームを持つことだ。ドミトリー等に泊まる場合、タオルの貸し出しはまずない。しかししがないバックパッカーにとってバスタオルを2枚も持つのはバック容量を圧迫しすぎる。そこで登場するのが、固まらないタイプのセームだ。これは水分をすぐに吸収し、すぐに乾燥してくれるので、使用しても洗濯しても次の日の朝旅立つ時にはまず乾いている。しかもかさばらない。本当に固まらないタイプのセームタオルを愛している(スポーツ用品店の水泳エリアで売ってます)。
 
・生理用品
 基本的には現地調達で良い。ただ突然の生理に対応できるように、最低限は持っておくと安心である。また鎮痛剤やピルなど、薬は慣れ親しんだものを持ち歩くと良いだろう。
 
・メイク落とし
 必ずしっかり蓋の閉まる容器に入れて持ち運んで欲しい。筆者は、100円均一の小分け容器に入れていたのだが(ねじ式でがなく、ぱかぱかタイプ)、道中3回爆発し、バックパックが油まみれになった。特に飛行機で荷物を預ける際は注意だ。ぱかぱかタイプ、ポンプタイプは禁物、ねじ式の容器を使うことを強くお勧めする。
 

○貴重品 

・クレジットカード
 2枚持ちをお勧めする。もちろん、別々の場所に保管すること。筆者は、一枚をボディーバックの中に、もう一枚をセキュリティーポーチ(首から下げて洋服の下にしまう貴重品ケース)の中にしまっていた。ミラノで財布をすられそうになった時は、2枚持っててマジで良かったと思った。
 ブランド会社は分けておくのが無難だろう。visaとmasterを選べばまず間違いない。何があってもJCBとAmexは選んではならない。
 
・セキュリティーポーチ
 首から下げて洋服の下にしまう貴重品ケースだ。現金、予備のクレジットカード、パスポートはここに入れる。何があっても身につける。風呂でも、可能な限り目に付くところに置いていた(濡らさないようにシャワールームに持ち込むなど)。
 
 ・透明スマホケース
 スマホケースは透明に限る。ここにバスの乗車チケットや、美術館のチケットなど、なくしてはならないものくをしまっておけるからだ。地味に便利である。

○あったらよかった

・非常食
 非常食として、多少の日本食を持っておいてもよかったと思う。日本が恋しくなった時のためになどというおしゃれな理由ではなく、タイミングを逃して食料をゲットできなかった時のためにである。筆者は非常食の重要性に現地で気付き、適当なインスタント食品を購入したのだが、正直、種類は少ないしまずかった。インスタント食品は日本のものに限る。
 
・iPhone
 私は、旅の最中、iphoneを無くした。ないと気づいた時は、この世の終わりかというくらいに絶望した。しかし、雪が降り積もる天気にもかかわらず、奇跡的に発見することができた。このことから私が学んだのは、スマホは首から下げろ、写真は課金してでもicloudに同期しろ、だ。
 私がiphoneを落としたのは、スウェーデンだった。グランドホッケーを見に体育館まで来ていたのだが、席でIponeがないことに気づいた。そこからは絶望で、持っていたipadでiphoneを探すなどを駆使してもがいていたのだがなぜか繋がらず(私の設定ミスです。バカでした)、とりあえず自分の歩いてきた道をひたすら辿っていた。どこにもiphoneはなく帰ろうとしたとき、最初におりたバス停の近くで、四角い形に窪んだ雪の塊を発見し、掘り返したところ、私のiphoneがあった。奇跡である。皆さんもこんなことになりたくなければ、旅中はスマホを首から下げて欲しい。
 iphoneがないと気づいたとき、まずe-ticketの類の心配だった。一応ipadで何とかなるはずだと己を落ち着かせていたものの、今まで管理はiphoneで行っていたので不安だった。また今まで撮った旅行の写真を永久に失ったかもしれないと思った時は、本当に絶望だった。無料で使えるicloudの容量をとうに使い切っていた筆者は、「貧乏旅行の分際でicloudに課金とかちゃんちゃらおかしいわい」と考えていた。しかし、こんなのは、大まぬけだ。Icloud 50Gの月々の使用量は¥130、この価格で大事な写真が守られるのであれば安いものではないか。大切なものは、失いかけてから気づくのである。
 
 スマホを首から紐で下げることはダサくない。現代の旅においてスマホは命の次に大事だと言っても過言ではない(古き良き時代の旅をしている人にとってはその限りではない)。見栄をはるな。そしてジョブズに課金しろ。


○持ち物リスト

衣服
・トレーナー2
・セーター1
・ジーパン2
・スウェット(上下)
・靴下4
・下着4組
・ヒートテック下2
・ヒートテック上4
・ニット帽
・ネックウォーマー
・大判マフラー
・フリース
・ウィンブレ
・スポブラ
・スニーカー(ランニングシューズ)
★ビーサン
★水着
 
水まわり系
★セーム(固まらないやつ、バスタオル代わり)
・歯ブラシ
・畳めるコップ
・薬
・シャンプーリンス、カラーシャンプー
・石鹸
・ドライヤー
・メイク落とし
・オロナイン
・爪切り
・ジップロック多め
・化粧水
・保湿
・メイク道具
・鏡
・生理用品(基本は現地調達)
・ウェットティッシュ
・ポケットティッシュ
・S字フック
・せんたくバサミ
・洗剤(必須、小さいのは現地調達不可)
・洗濯ロープ
・南京錠

ボディーバックの中身
・カード2
・現金
・ボディーバック
・セキュリティーポーチ
・小銭
★圧縮袋予備
・折りたたみバック
・セルカ棒
・折り畳み傘
★透明のスマホケース
 
 あったらよかった
・マイコップ
・インスタント食品(日本食)
・箸など食事道具
・ちゃんとしたブーツ
・首からかけるタイプのスマホケースor紐
・iCloud容量の確保

★は筆者的に特にあった方が良いと考えるもの