身体的特性ととラグビー

先日、太陽生命ウィメンズウィメンズセブンスシリーズを観戦。
普段、未経験者にラグビーをレクチャーしている身として気づいたことが多かったので記録します。
我々の活動(ATR)はラグビー観戦を楽しむ、ラグビーを好きになる為のタッチフットなのですが、性質上ラグビーボールを触るのも初めてといった、女性の参加者も多いです。時には、男性メンバーを数的に上回ることもあります。
未経験者にもいろいろな方がいます。
運動部出身で球技をやっていた場合は、ボールに対して自然と手が出るので、パスが顔にあたるような事故は起きません。
運動部出身で陸上や柔道などの場合は、独特の運動センスを要所要所で発揮されます。
これらの方々は、何かしら身体的な特徴をすでに自覚している為、比較的タッチフットにもスムーズになじみます。
未経験者かつ運動部出身ではない、もしくは全く親和性のないスポーツ経験者の場合、ラグビーというものがより理解できてきて、急に動きがスムーズになる傾向にあります。
要は、特定の身体的特徴を持たない方の方が、スポーツ自体の理解度が高いように思われます。
そこで、ウィメンズセブンスシリーズを観戦し思ったことは、国内シリーズでも外国人選手と対峙する機会は多く、フィジカルの差がある選手とのマッチアップするという事が大前提だという事実です。
各々の選手が個人でフィジカルを強化するのは大前提でそのうえで、シチュエーションごとの状況理解度が非常に求められるスポーツだと思いました。
選手はもちろんですが、指導者も特別に気を配られるところだと思います。
そういった意味で数試合の観戦ですが、思わず唸ってしまうようなプレーを目の当たりにし、我々の活動に参加している女性メンバーにも、是非、今後は国内の女子セブンスシリーズの観戦を勧めたいと思った次第です。
以上記録。

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