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チームのデスクを(半)フリーアドレスにして半年経った

私の所属するたき工房という会社はデザイナーが数多く在籍する広告制作会社です。その中でも私はテックラボといういわゆるR&D要素の強いチームにテクニカルディレクターやデベロッパーといった肩書で所属しています。

個人的には、つくるものだけでなく仕組みや習慣に関しても研究対象にし、障壁はあると思いますがチーム内で試して良いと思ったものは外に広げていきたいと思っています。

その一つがフリーアドレスです。

私は昔から机の上がきれいじゃないと仕事ができない性分で、なるべく荷物は無くしたいと思っています。フリーアドレスの特徴の一つに荷物が少なくなる(少なくする)というのがありますね。素晴らしい!

ですがフリーアドレスというと、フリーと言いながらも実は固定されがちで効果があまりないという話を聞くことがあります。導入にあたって我々もそこをどうするか検討し、さらにその他の条件も含めて以下のように運用しています。

各デスクにモニタを設置

チームスタッフ全員ラップトップを使っており、私はその画面だけで作業できるのですが、外部モニタがあった方が作業しやすいというスタッフも居るのでモニタは人ではなくデスクに固定にすることにしました。

席決めをプログラムにゆだねる

Slackに席を決めるチャンネルを作り「今日の席順は?」と入れるとランダムで席を割り振ってくれる仕組みを導入しました。
その日一番最初に出社したスタッフがSlackに「今日の席順は?」と入れて席を決めてもらい、その日一日その席で作業をすることにしています。
ランダムなのでたまに連続で同じ席になるときもありますが、プログラムに席順をゆだねることで固定化が解消されます。

毎日違う席になることで窓から見える景色も少し変わるし、整理整頓の習慣もつくようになるので半年やってみた感想としては成功してるんじゃないかと思います。

我々のチームは人数が少ないのでそれほど見える範囲での効果にしかなっていないのですが、人数が増えていくとより面白い効果が生まれそうな気がしています。

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