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#32デコパウチコレクション2022素敵パウチ爆誕中♡~迷えるあなたに捧げる制作のヒント①~

応募期間もまもなく折り返し地点!〆切は9月末!


共同管理人のれなです。さぁ、9月に始まった、今年のデコパウチコレクションの応募期間。気がつけば、もう折り返し地点です。オストメイトもそうでない人も、応募作品の制作は進んでいますか?

デコパウチコレクションは、オストメイトに欠かせない医療装具”パウチ”を思い思いにデコってWEB上で展示したり、そのできばえを競ったりするイベントです。協力メーカーより、製造工程ではねられたものなど廃棄予定のパウチを”もったいないパウチ”として提供頂くなど倫理面、環境にも配慮した仕組みで運営しています。応募作品は実用することを必ずしも前提としていないので、心おきなくデコってください!ご自身のパウチをデコる当事者の方は十分に衛生面に留意し、パウチの機能を邪魔しないデコ方法を探究してください。詳細はこちら

パウチは無料だし、ぜひ参加してみたい。でもどうしたら?

そんなみなさんに、きょうは特別企画!

私たちのグループ、オストメイトといっしょ!アッと♡ストーマ内にたちあげた、”デコパウチ特命開発プロジェクト”のメンバーの作品をいくつかご紹介します。ぜひ、テーマ探し、素材探しのヒントにしてください。

1)好きなモノをテーマにしようじゃないか

トップバッターは結社のエース、ナガタ選手。ある海外のリアリティ番組に出てくる登場人物(これがなんとオストメイトでドラァグクイーンでめちゃくちゃ美しかっこいい!)へのリスペクトをきっかけに、”ドラァグクイーンをイメージしたダンシングパウチ”を制作してくれました。

tomoko nagata制作/ダンサック

すご!
ダンサーにしか見えない(・Д・)

闇の中で艶っぽく踊るパウチ。スポットライトが見える…気さえしませんか。

お顔は市販のシールにきらきらメイクアップで盛り。ドレスは得意の編み物でゴージャスに、さらにパールのネックレスはなんとおばあさまから譲り受けた正真正銘の本物を使用しているそう。ネックレスを面板(腹部に接着するパーツ)に引っ掛けるという上級アイデアは、参加2年目選手ならでは。

ナガタの器用な手先とユニークな発想、そしてなによりも「これ好き!」という気持ちから誕生した、夜の街に凜と生きるドラァグクイーンです。

好きなモノって身近に結構あるし、思いもいれこみやすいので比較的、挑戦しやすいのではないでしょうか。

2)メッセージをのせてみてはいかがでしょう?

お次は、結社の世話役、ダンディヒロシさんの作品。とにかくまず見てもらいましょうね。

hiroshi iwamoto作/イーキンジャパン

そう、ウクライナ。なんて優しいイメージ。透明パウチのキャンバスに敢えて白い鳩。どこまでも淡い黄色の花束。その清廉なイメージがより引き立っています。ヒロシさんが開発チームに作品をアップしてくれたときのコメントが素直に心にしみたので、ここはぜひそのまま紹介しましょう。

「争いで必要な人達にパウチが届かないなんて事がありませんように想いを込めて...🙏✨
平和の象徴がパウチ届けます」

日本から8000キロ以上、遠くウクライナにいるオストメイトのみなさんにはちゃんと必要なパウチが届いているんだろうか。

ヒロシさんは異国の仲間を思う気持ちとその気付きを、パウチにのせて表現してくれました。

こんな風に、誰かを思ってメッセージを伝えるデコパウチも結社内ではなかなかの人気です。面と向かっては伝えづらい気持ちもデコパウチにすれば伝えられる、そんな利点もあると思うのですよね。

ちなみに”メッセージパウチ”といえばこちら!
描いてくれたのはプロジェクトメンバー本人ではないというのですが・・・

mayumi suzuki提供画像/イーキンジャパン

なんと在宅治療にチャレンジしているメンバー、眞弓さんのために、担当医が描いて贈ってくださったもの。もともと「先生方にもデコパウチを知ってほしい!」とおすすめするつもりだった眞弓さん。先生からの贈り物が想像をはるかに超えるものだったため、「驚きと涙と鼻水だった」そうです。

ちなみに私も・・・

筆者作/コロプラスト

こんな感じで、取材で出会ったオストメイトの女の子にメッセージを贈ろうと思っています。

ご家族やご友人、担当医や看護師さんなどに贈りたいメッセージがある方はぜひ挑戦してみてください。”デコパウチ”をきっかけにみなさんの周りによりコミュニケーションの機会が生まれたらうれしいです。

え?!特に贈りたいメッセージや相手がない?


そんなあなたも大丈夫。こんなメッセージパウチはいかがでしょうか。

yasuka ichikawa/コロプラスト

毎日からあげ食べたい。

ついでにハイボールも。


ってwwww

なんということでしょうか。衝撃の独り言パウチ爆誕の瞬間でした。

なんだか脱力できて、すごく癒やされるのが不思議。実は制作者のyasukaさんは「見る人に笑ってもらえるパウチを~」と考えて作ってくれました。そういうだれかを楽しませたいって気持ちがあるだけで、こんなに楽しげなパウチになるんですね。ちょっとつぶやいてみたい独り言、叫んでみたい思いなどを、誰かがふっと笑えるコンテンツに!そこのあなた!今こそ普段は隠しているその素晴らしいユーモアの出番です!

3)素材やしかけにこだわってみようじゃないかい!

さて、特命開発チームには、これまであまりチャレンジされてこなかった方法でデコパウチを作ってみたい(めらめら🔥)、という高い壁に挑んでいる仲間もいます。え?そんなもので描けるの?まさかの立体作品!?などなど驚きが詰まっているのでこちらもたっぷりご紹介したいのですが、そろそろ一つの記事としては、いい文字数に。続きは後編でお伝えします。お楽しみに。

最後にしつこいですが・・・・

今年のデコパウチコレクション、応募は9月末までですよ~


奮って参加してくださいね。(無料提供パウチについてはこちら


※掲載されている内容は、筆者やメンバー個人のもので、所属する組織とは一切関係ありません。

※デコパウチコレクションは当事者の方の実用を前提とするものではありません。当事者の方がご自身のパウチをデコる場合には十分に衛生面に留意し、またパウチの機能を阻害しない方法を探究してください。



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