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2023年の履歴(この企画)

2023年に訪問した展覧会・イベントを通じて、印象に残った5つを紹介。今回はこの企画を見れたよかったと思えたものをセレクト。


1.東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密(国立近代美術館)-2023/3/25-

重要文化財がこれだけ並ぶとさすがとしか思えなかった。1つ1つの作品のパワーをすごさを感じた展示会。知っているがまた見たくなる。そういうことを思わせる作品ばかり。こういう機会はしばらくないんだろうと思う展示会だった。

東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密 - 東京国立近代美術館 (momat.go.jp)

2.パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命(国立西洋美術館)-2023/10/7-

キュビズムと呼ばれる作品がこれだけ集められるのはなかなか。ブラック・ピカソという中心メンバーからロベール・ドローネーの「パリ市」といったメジャー作品が並ぶ展示会。キュビズムを理解するにはとても意義のある展示会で、本でしか見たことがない実物を見ることができ、体感できたことが一番。

【公式】パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ|国立西洋美術館 (exhn.jp)

3.テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ(国立新美術館)-2023/8/5-

ターナー、モネ、ハマスホイなどの作品と現代アート(ゲルハルト・リヒター、ジェームス・タレル、オラファー・エリアソン、草間彌生)といった作品の並びが楽しい展示会だった。写真撮影はできないもののジェームス・タレルの作品は個人的には一番。

テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO (nact.jp)

4.アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ(アーティゾン美術館)-2023/2/25-

絵の見方という点で「なるほど」と勉強になった展示会。企画の意図を楽しむことができ、この美術館が好きになるきっかけとなった。保有している作品(小出楢重や青木繁といった油絵や白髪一雄や猪熊弦一郎など)が割と自分好みのものであることがわかったことも大きい。

アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ | アーティゾン美術館 (artizon.museum)

5.ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会(森アーツセンターギャラリー)-2023/6/17-

学校の教科をベースと言いつつ、現代アートの入口として主要な作家の方々の作品がそろった展示会。特にジョセフ・コスースの「1つの3つのシャベル」はコンセプチュアル・アートの考えが一番わかりやすく表現された作品で「なるほど」と感じた作品の1つ。それ以外にも言い出すときりがないのだが、こういった総合展示的なものもたまにはいいものと思う。(自分の知識の整理にもつながった展示会だった)

森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会 | 森美術館 - MORI ART MUSEUM

素晴らしい作品に出合えたことに感謝です。


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