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デザイナーが組織について思考する日

「こうしたほうが組織としてブレイクスルーできるんじゃないかな?」
「人材育成のスピードをもっと上げる仕組みってつくれないのかな?」とか、普段から会社をより良くするにはどうしたら良いのかを考えている。

僕はマネージメントをする立場でもないのだが、
実家が観光地のお土産屋をしていたこともあり「もっとこうすれば良い(売れる)のに」と無意識に考えてしまう「思考の癖」みたいなものがある。

半期毎のマネージャーとの面談のタイミングで、育成に関しての提案や、組織の方向性について思うことをマネージャーに提案することもある。決して愚痴とかではなく。

提案の内容にもよるが、組織の改善や人事評価についての提案については、マネージャーが納得してくれたとしても、その上の部長クラスの方々に納得してもらえないと実行することができない。

僕の勤めている会社は、もともとリクルートの営業出身の社長がベンチャーとしてはじめた会社で、上長はデザイナー出身のマネージャーなのだが、経営陣や部長クラスは基本的に営業出の人が多い。

こういった組織背景もあるので

僕から提案💭→ マネージャー承認👍 →
マネージャーから提案💭→ 部長わからない❓or 🙅

というケースもある。

この場合は、上長のマネージャーが悪いということでは決してなく、僕自身の準備不足に問題があるとおもっている。

もともと僕は話すことが得意なタイプのデザイナーではないし、どんなに口頭で上手に伝えることができたとしても、良くも悪くも受け手の翻訳の仕方次第で、その先への伝わり方も変わってくる。
上層レイヤーの人たちにも伝わる、ビジネスに理のあるわかりやすい説得要素を見つけるためにも、今問題としているところからフォーカスを引いて、「なぜそうするべきなのか」を組織全体を俯瞰したところから眺めてみて、イノベーションやシナジーが起きる場所やメリットを探し出し、提案としてまとめる必要がある。

そのためにも、最近、週に1日は組織についてだけを思考する日を設けるようにしている。(繁忙期や打ち合わせなど、仕事をやらなければならないときはちゃんとやる)そうすることで、準備不足を解消できるし、思考を広げて考える時間も得られる。

今いる組織の仕組みを考えることは、ビジネス的な視点をもってデザイン的思考で企業の課題を解決するトレーニングにもなるし、同時に自分に足りないスキルも実感できる。

しばらく週1チャレンジとして続けてみたいと思う。

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