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2023年note再開 好んで見るのは欧州サッカー サンガファンは2018年から。地元…

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2023年note再開 好んで見るのは欧州サッカー サンガファンは2018年から。地元のクラブがJ3降格の危機に瀕している事実を知ったことがきっかけ

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«分析»シティvsアーセナルを深く分析してみる ~アルテタ解任は時期尚早~

 こんにちは!Atsudです。今回はプレミア第3節、シティvsアーセナルを分析していきます。グーナーにとってはもちろん、世界のプレミアファン、シティファンでさえショッキングな試合になったのではないでしょうか。それは言い過ぎかもしれませんが(笑)  しかし、誰が見ても現状のアルテタ政権が成功しているとは言えない状況です。一方でシティからしてみれば早い時間に2点を取って相手に退場者が出たわけですから余裕をもって試合を進めることができたと思います。  今回は退場者が出た35分まで

    • «戦術分析»ダービーで負けても笑顔連発の監督、スールシャール

       マンチェスターダービー。イギリスの産業都市マンチェスターで繰り広げられ、140年の歴史を誇るダービーマッチだ。21/22シーズンのファーストダービーを終え、窮地に立たされた人物がいる。ユナイテッドの監督、オーレ・グンナー・スールシャールである。18/19シーズンから、ユナイテッドを自身が在籍したころのようなトップクラブに返り咲かせるべく、指揮を執っている。昨季は驚異的なカウンターを武器に2位でフィニッシュし、その成果は一定の評価を得てきた。しかしCR7をスカッドに加えて挑ん

      • 《戦術プレビュー》チェルシーvsマンチェスターシティで起こり得る戦術ゲーム

        今回はプレミアリーグ第6節の目玉、チェルシーvsマンチェスターシティの戦術プレビューを書いていこうと思う。  この2チームは、いわゆる今シーズンのプレミア4強の中でも特に戦術的なチームだ。昨季のCL決勝と同カードでもある。その昨シーズン、チェルシーがトゥヘルを招聘してからの両者の対戦成績はチェルシーの3戦全勝。今の勝ち点差を考えたときにシティにとっては絶対に負けられない戦いだ。昨季の悔しい思いも相まってペップは相当な心意気でゲームに挑むだろう。  では、この戦いで起こりう

        • «分析»オールドファーム "Kyogo"の可能性

          こんにちは。Atsudです。今回は世界一有名なダービーマッチであるオールドファーム、レンジャーズvsセルティックの分析をしていきたいと思います。  今夏、ヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋の大活躍もありDAZNが放映権を獲得。日本でも注目を集めた一戦でした。最初は古橋が目当てというよりただオールドファームを見たくて試合をLIVE観戦していたわけですが、途中からひと際目を引く日本人プレーヤー"Kyogo"のプレーにくぎ付けになりました。    今回の分析では両チー

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          «分析»CL決勝の前哨戦?? 戦術的には違うかもね [前半]

           こんにちは。Atsudです。今回はプレミアリーグ第35節マンチェスター シティ vs チェルシーの一戦を分析します。  この試合はなんといっても今シーズンのCL決勝と同じ対戦カードです。前哨戦との声も多く見られましたが、CLとは違ってプレミアリーグではお互いの目指しているものが同じではないですしCL決勝は3週間後の話なので、結果から言うと戦術的には決勝のプレマッチにはならなかったと思います。  とはいっても、CLファイナリスト同士の戦いですからとても楽しみで、興味深い試合に

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          «分析»若い集団を率いる難しさ リヴァプールvsライプツィヒ

           こんにちは。Atsudです。今回はUEFAチャンピオンズリーグラウンド16リヴァプールvsライプツィヒ2ndレグを分析します。  2得点が必要最低限のライプツィヒと、アンフィールドで6連敗と絶不調のリヴァプールの一戦です。 1stレグのおさらい この試合はトーナメントの2ndレグだから流れを掴むためにも1stレグを復習しよう。結果と反してライプツィヒがやりたいことをできた試合となった。その方法論はビルドアップ時にフィルミーニョの守備を無効化する配置と前進するときの右サイド

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          «サンガレビュー»J2開幕 強風との戦いに勝った京都サンガ vs相模原

          こんにちは。Atsudです。曺貴裁政権の幕開けはアウェーでの相模原戦です。 スタメン 京都は4-3-3、相模原は5-1-2-2です。J2もサンガ以外の知識は皆無に等しいので、京都について整理しておきます。おそらく、このメンバーはベストメンバーではないです。というか、まだベストメンバーの選考段階だと思います。ウタカvs野田vs李のCF争いは昨年の活躍を見たときに李のスタメンは予想外でしたし、野田のベンチ外も意外です。ウィングには白井が入りましたが、彼はそこまで攻撃的な選手で

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          «分析»アトレティコ(ラリーガ首位)が苦しんだブカレストの夜【前編】 vs Chelsea

           こんにちは。Atsudです。今回は2/24の早朝に開催されたUCLラウンド16のアトレティコvsチェルシーを分析します。長くなりそうだったので前編、後編の2つに分けて投稿します。先ずは前編です!! では、分析をどうぞ。 アトレティコのゲームプラン この試合、アトレティコはリトリートとハイプレスに重きを置いていた。特に前半はボール保持率が28%と異常なほどに低かったことからもアトレティコがこの試合を守備的に挑んだことは分かるだろう。確かにサウサンプトン戦でのチェルシーを見

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          «分析»ライプツィヒの戦い方 vsリヴァプール

           こんにちは。Atsudです。今回はチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、ライプツィヒvsリバプールを分析します。ナーゲルスマンのファンとしてはショッキングな試合になりました。試合を通してライプツィヒは上手く行っていないようで上手く行っていたと思います。ここの感じ方は捉え方によります。やりたかったことの下準備はできていましたが、リヴァプールの対応やそれによる起こしてはならないミス、自分たちのプレー選択などが絡まって負けに繋がったのではないかと思うわけです。この

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          偽サイドバックに関してとんでもないブログ記事を見かけました【言語化の話】

           こんにちは。Atsudです。いきなりですが、ふと「偽サイドバック」ってイギリスでは何と呼ばれているのだろうと思い調べてみるとこのようなブログ記事を見つけました。 偽サイドバックとは この文を読んでいる人は偽SBをすでに理解していると思いますが、一応お話しておくことにします。偽サイドバックとは、バイエルンやマンチェスター・シティでグアルディオラが積極的に使い話題になったサイドバックの配置のことです。ボール保持時にサイドバックをIHの位置に配置し、4-3-3から2-3-5に可

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          «分析»「南野拓実・セインツでの役割」デビュー戦から考える

           こんにちは。Atsudです。冬の移籍市場最終日にサプライズ的に南野のレンタル移籍が発表されましたね。そして南野を獲得したセインツはオールドトラッフォードでの歴史的大敗を経てニューカッスル戦を2月6日に迎えました。この試合は南野のセインツでのデビュー戦でもあり、日本では注目された一戦となりました。この試合の分析を通して南野のセインツでの役割や課題などについて考えていきます。分析だけ読みたい人は最初の方は飛ばしてください。 ハーゼンヒュットルと南野  先ず、南野のレンタル先

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          «分析»スパーズvsリヴァプールからチーム作りについて考える

           こんにちは。Atsudです。今回は、日本時間1月29日の早朝に行われたスパーズvsリバプールの分析を通して、サッカーやチーム作りについて考察してみたいと思います。​  前回対戦時の両指揮官のプチ口論もあって、試合前からいろいろと取り上げられた試合でした。ここでは"I'm not a friend of Jurgen~~~. I like him, he's my friend or I don't like him, he's not my friend."というモウリー

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          ランパード解任について思うこと

           こんにちは。atsudです。昨日の夜、25日の20時ごろ、友達からランパードが解任されたというニュースを聞いて急いでチェルシーのTwitterを見てみると、正式にランパードを解雇したとのアナウンスがされていました。残念です。最近の結果とオーナーの気質を鑑みればシーズン折り返しのこの時期の解任はあり得ることだとは思っていましたが、その嫌な予感が当たってしまいました。  今シーズンのプレミアリーグ、1,2節を一通りみて優勝候補に挙げたのが紛れもなくランパード率いるチェルシーで

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          «分析» 20/21 La Liga 1節 Atletico vs Sevilla Match Analysis

           こんにちは。Atsudです。今回はコロナの影響で延期になっていたラリーガ・サンタンデールの開幕節、アトレティコvsセビージャを分析します。他と2試合少ない状況にも関わらず2位に勝ち点差4をつけて1位の座に君臨しているアトレティコはこの試合でもCL圏内確保に挑むセビージャを寄せ付けない試合運びを見せたように思います。なぜセビージャはアトレティコに屈してしまったのか、という議題を中心に考察してみたいと思います。  では、分析をどうぞ。 ラインナップ  アトレティコはいつも

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          «分析»20/21 EPL 17節 Chelsea vs Man City Match Analysis

           こんにちは。Atsudです。今回は20-21プレミアリーグのチェルシーvsマンチェスターシティを分析します。今季1.2節を一通り見て優勝候補に挙げたチェルシーと、僕がこうして戦術分析に没頭するきっかけとなった人物であるグアルディオラが率いるマンチェスターシティの戦いです。試合が大きく動いた前半を中心に分析してみました。 では分析をどうぞ。 ラインナップ  ランパード、グアルディオラがそれぞれ2021年の初陣へと送り出した11人にマンシティのGKがSteffenであるこ

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          «分析» 20/21 UCL 6節 Leipzig vs Man United 4ブロック+1

           こんにちは。Atsudです。今回は20-21チャンピオンズリーグのグループステージ最終節、マンU戦でライプツィヒが見せたハイプレスに着目した分析を書きます。また、この試合はUEFAtvで無料で公開されているので是非見ながらor見た後にこの分析を読んでみてください。  では、先ず分析をどうぞ。 ラインナップ   両チーム、3バックを基本としたシステムを選択した。もちろんホームチームの指揮官がナーゲルスマンであることを考慮すれば下の図は基本形でしかなく、局面によって最適な

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