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「あぁ、この味この味。」と思う食べ物はありますか?

こんにちは。

久しぶりの投稿です。

昨晩ミートソースを作りました。

「冷蔵庫の野菜を使わなきゃなぁ」

なす、ピーマン、人参、玉ねぎ、にんにく。

一気に使える料理で思いつくのは、ラタトゥイユかミートソースくらい。

うーん、先々週も食べたばかりだけど、やっぱりミートソースが食べたい。

というわけで、近くのスーパーに合い挽き肉を買いに行きました。

「使わなきゃなぁ。」と思って萎びていく野菜達に罪悪感を感じていましたが、一気に使うと気持ちがいい。

冷蔵庫がスッキリしました。

小学生の頃、調理実習の時間にはじめて作ったミートソース。

美味しくて衝撃でした。

挽肉に小麦粉を振ると、トロミがつくということもその時知りました。

夫の家でご馳走してもらったミートソースも衝撃でした。

野菜がいっぱい入っていて、甘くてトロミがあってコクがあって、パスタによく絡んで美味しい。

見よう見まねで何回も作りました。

全然違う。

しばらくして、作り方を教わってさらに衝撃でした。

トマト味はケチャップのみ。

ホールトマトや赤ワインを煮詰めて作っているのかと思っていたのに。

わたしは野菜も細かく細かく微塵切りにしていたけど、義母はどうせ柔らかくなるんだからと粗微塵切りより粗い。

「ケチャップだけでもいいけど、冷蔵庫にトマトがあったらそれも入れちゃうし、瓶詰めのトマトソースなんかも余ってたら入れちゃうのよ。」

その時、初めて義母の大胆な性格を知って驚きました。

キャベツの千切りも5ミリくらいあるし、お米を研ぐときはしゃもじ笑笑。

それから、わたしの料理の幅が広がったような気がします。

繊細に作りたい気持ちはあるけれど、出来ない時はやらなくてもいいんだ。

しゃもじでお米を研いだって、不味くなるわけじゃないし、キャベツの千切りだって細かくなくてはならないなんてルールはない。

義母に教わったケチャップ味は、さすがに今は甘すぎてトマトペーストに変わったけれど、野菜がゴロゴロ大きめなのはそのまんま。

味付けは塩と胡椒だけというのも楽ちん。

食べてる時にお皿が汚れていくのが嫌なので、あらかじめミートソースとパスタは和えてから盛り付けます。

その方が見た目も美味しそう。

外で食べるミートソースはどんな味か分からない。

家カレーのように「あぁ、この味この味。」と落ち着いて食べられる味は大切です。

あの味が食べたいと思ったら作れる自分にありがとう。

読んでいただきありがとうございます。

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