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胃カメラ(鎮静剤つき)にチャレンジ

胃カメラ苦手。

思えば初めて胃カメラをやった8年前。
事前に鼻にゼリー状の麻酔薬を入れた。
ある程度時間が経つまですすってはいけない。
気を使いながら、少し待つ。

ある瞬間、咳き込んだ。
と、
呼吸がしづらくなった。
大きく肩を動かさないと息ができない。
しかも喉の奥できゅうきゅうする。

ひぃーひぃー。

呼吸困難になったのだ。
看護師さんは気が付かない。
息の苦しい中で
「死ぬってこういうことなのかな」
と思う。やだなぁ。苦しいの嫌だ。

看護師さんがようやく飛んできて
「大丈夫、大丈夫」
と背中をさする。
徐々に落ち着いてきた。
だけど胃カメラの間も苦しい気持ちが続く。

ーーー
その個人病院には結局行かなくなってしまった。

が、わたしの胃は
「年に一度は必ず胃カメラをやるように」といわれる状態なのだ。

ならば!
お金を出しても良いから
苦しくないものを!!

理科系夫は鎮静剤付きの検査を受けている。
自分の意識があるので、胃カメラの画像を見ながら簡単に返事するくらいのことはできる。

そのあと、違う部屋で1時間ほど横になる。

理科系夫「その寝ているのが、けっこう気持ちが良いんだ」

あつこ「ふーん」

理科系夫「検査のために緊張して、体が硬くなると苦しくなってしまうから。その意味で鎮静剤を使うのは良いんじゃないかな。」

あつこ「そっかあ」

費用が8000円くらいかかる。
ポリープがあったりしたら、プラスされる(処置が増えるので)。

そこで、今年は
鎮静剤付きの検査を
初めて受けてみた。


ーーー

手順は普通の胃カメラと同じ。

鼻の麻酔はスプレーだった。
鼻の中にシュシュと吹きかけられ
検査用の寝台に横になる。

先生や看護師さんに
「よろしくお願いします」と声をかける。

右腕にチューブを巻かれて、
看護師さん「では、薬を注射しますね」

注射をされて
チューブを解かれて
そして…。。。。。

ーーー


気がつくと
違う部屋のカーテンで区切られた中で
寝ていた。

あつこ(あれ?わたし、どうしたの?)

あわてて、左手のApple Watchを見てみると。

(え?10時半?)
検査時間は9時15分からだったから
1時間は経っている。

音がして、カーテンがあく。
看護師さんが顔をのぞかせる。

「あつこさん、先生が検査結果をお知らせするそうです」

え?え?

そう。
あつこは注射されたとたん、寝てしまったのだ。

薬が効き過ぎ?

ーーー

先生「この写真のとおり、前回と比べて変化はありませんでした。

とはいえ、注意をしなくてはいけない状態なので、来年また検査を受けて下さい。」

あつこ「はい。。。。
あの、私ずっと寝ていたみたいで」

先生「ああ、そうでしたか」

あつこ「やはり、自分の胃の中を自分で見てみたいので。
まったく意識がないのも心配ですし」

先生「では、来年は薬の量を調整しましょう」

あつこ「よろしくお願いします。」

ーーーー

睡眠不足が続いていた。
つかれていたのかもしれない。

1時間余りの記憶が
あっさりと抜け落ちてしまったのが
驚きだった。

目が覚めたあと、
あわてて口の周りを点検した。

キレイだった。
たぶん拭いてくれたのだ。
看護師さんが。
胃カメラで口の周りがキレイなんてありえないから。
うう。
それはそれで少しだけ恥ずかしい。



手術でもない限り、
ぼんやりとしても意識はある方が良い。

苦しいのは嫌だけど、
自分の体がどんな状態なのかは知っておきたい。

ーーー
来年も鎮静剤付きの胃カメラ健診を受ける。
少し意識があるとどんな感じなのか、
体験したい。

にしても、やはり睡眠不足は良くない。
睡眠負債を解消できるように、
今日からまた努力しよう
(夜更かしの人なので)。

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