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定年後の夫の育て方(10) 理科系夫のつぶやき(2019/9~2020/1 退職後半年間)

定年後の夫の育て方、第10回です。
今回は理科系夫のつぶやきの回です。

今後も話の節目ごとに、理科系夫のつぶやきを紹介します。

理科系夫は、そのとき何を考えていたのでしょう。


以前の話はこちら。

第9回の簡単なあらすじ
年が改まって2020年のお正月、
結婚して家を出たなっちゃん(次女)が、1年ぶりに泊まりに来た。
夫婦の間のぎくしゃくを感じ取ったなっちゃんがしたことは・・・。

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第10回の簡単なあらすじ
理科系夫のメモアプリから見えてくる
退職後半年間の姿とは。 

本人はそれなりに頑張っているつもりだったようだけど。。。



理科系夫のつぶやきとは


理科系夫がいったいどのような気持ちで
定年後の生活を過ごしていたのか、わかる資料があります。

夫はその日を振り返って
「3つの良いこと」をメモアプリ(Evernote)に残しています。
ポジティブ心理学で使われる、幸福感を高めるための方法です。
NHKでわかりやすい説明がありました↓


1日も欠かさず現在(2024年3月現在)も続いています。

理科系夫「2017年4月7日から始めているよ」

あつこ(わかるのかい・・・・)←ココロの声

おまけメモをちょこっと書くときがあるのです。
メモは毎日ではないし、重要なことがあっても書いてない場合も。

このメモ部分を抜粋して、見せてもらいました。
抵抗されましたが。

時期は2019年9月から2020年の1月まで。
2019年8月末に会社を辞めてから
半年くらいの期間となります。


定年理科系夫の退職後つぶやき 
2019/9


2019/ 9/ 2(月)
退職記念の家族昼食会を開いてもらった。あつこや娘たちとメトロポリタンホテルへ
「大好きなパパへ」とのメッセージ入りのデザートが用意された。

2019/ 9/10(火)
ごみ当番でネットの回収


2019/ 9/16(月)
レンジフード清掃。以後定期的に清掃予定。
家事をこなすうちに時間の経過が早い

2019/ 9/22(日)
退職後3週間が経過したが、退屈することなどまったくない。
キッチンの窓の下にふきんを収納するラックを設けた

定年理科系夫の退職後つぶやき 
2019/10


2019/10/ 7(月)
ブロッコリーの塩ゆでに挑戦、ちょっと茹ですぎたか?でもまあまあ

2019/10/ 9(水)
スライスキャベツと栗ご飯を担当


2019/10/15(火)
ごみ当番。ネット回収がちょうど収集車と重なった。ドライバーは二十歳前後の若者。気持ちよく挨拶した。

2019/10/25(金)
睡眠負債がいつの間にか、ほぼ解消されている


定年理科系夫の退職後つぶやき 2019/11


2019/11/ 4(月)
最近いら立ちが多いあつこ。その言葉に傷つくことを伝えたところ、しばらく後に謝られた

2019/11/14(木)
毎朝のサラダが充実している
皿立てを買いキッチン収納を工夫した。
平皿にも皿立てを適用しよう

2019/11/18(月)
キッチンの整備。タオル掛け・レジ袋掛け・カップ受け皿・コーヒーミル電源など

2019/11/22(金)
新聞広告で「妻のトリセツ」/「夫のトリセツ」が目に留まり本屋に買いに行った。いい夫婦の日にちなんで努力したい。


定年理科系夫の退職後つぶやき 2019/12


2019/12/ 7(土)
ニンジンを大量にレンジで茹でた。

2019/12/ 9(月)
IHクッキングヒーターのグリル用波皿、油汚れがひどいので代替注文をヨドバシカメラに。

2019/12/18(水)
言われた通りの食材を買いに行った

定年理科系夫の退職後つぶやき 2020/01


2020/01/ 1(水)
ゆっくり過ごす正月。お節料理の盛り付けを言いつけられた。
「なぜ前日にやっておかない」と思ったが、
やってみるとなかなか大変なことがわかった。
今までは当たり前のようにあつこに頼っていたわけだ

2020/01/12(日)
夫婦喧嘩を朝一で仲直りし、穏やかでハッピーな一日だった。


2020/01/21(火)
炊飯の手間を省くため、ジップロックのご飯保存容器に米を1合/2合に計量保存しておくことを思いついた。さっそくヨドバシカメラに追加容器を
発注した

【「理科系夫がお米を管理したらこうなった」はここから始まったのか。
「はかったら お米が楽に 炊けるよね
1月21日はお米記念日」
(字余り)】

あつこの感想

一読して驚きました。
こんなことを考えていたの?
こんなにやってもらっていたっけ?

確かに夫婦関係の本は買っていました。なぜ買ってきたかは分かりませんでした。

その後、あつこも読む機会があって(もう少し後の「定年理科系夫の育て方」に出てくる予定)。
あつこは、内容がピンと来ませんでした。わかる部分はもちろんありましたが。
脳の働きだけで夫婦関係を推し量っていただきたくないと。
ーーー

私たち夫婦は認識がずれていたのでしょう。

本当にやってほしいこと、
頑張ってやってくれたことが
お互いわかっていなかった。

夫が妻を怒らせないように、家事をやるにはどうしたらいいと悩み↓


妻がどうしたら夫が家事をやってくれるのかと悩む↓


お互いの考え方のズレ、頑張っているのに何故かすれ違ってしまう、どこの家でもあるような光景です。
そして、私たち夫婦の考えのズレが、より大きくなる出来事が起きるのです。

音声配信で、なぜ夫がポジティブ心理学を始めたのかの理由についてお話ししています。3分間ですので、ぜひお気軽にお聞きください。

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