そんなわけで、桜木町に来た。
話には聞いていたスカイキャビン。
でも、曇りで寒くて乗る気がしない。

本日の目的地は、こちら。

横浜駅前のロイヤルパークホテルの66階。
ホテルの中でも、クラブフロアと呼ばれる場所で、おこもりにぴったりだ。

種明かしをすると、古くからの仲良しと3人で女子会と洒落込んだ。
家に帰る必要がない。すごい開放感。

ここの49階にはランドマークスパと呼ばれるプールとジムとお風呂があるのだが、なんと女子用のお風呂が故障しているという。

食べた後は少し運動と思っていたが、スパが使えないのは痛い。

結局ずっと話し続けていた。


話が盛り上がってしまって、写真を撮るのを忘れた。

ーーー
お待ちかねのラウンジでのカクテルタイム。

お酒のカクテル類は、自分で作る。
ビールは冷えている棚から取る。もちろんグラスも冷えていた。

あまりアルコールは飲まないので、もっぱらウーロン茶などだったが。
初めてカンパリソーダを自分で作ってみた。つまみ類も美味しかった。

ーーー

そして朝。目の前に広がるのは、日本のシンボル富士山。

これ、凄くない？
すごい。
頑張ってきた甲斐があるよね！

そこでちょっとした疑問が。
ここから富士山の方向はどちらになるのか。
私のiPhoneによると

北西とな？
Google先生に聞いてみよう。

これって？
北西か？
え？
南西？
西？

ほぼ西だよね？
では、Apple Watchは？
富士山に向かってかざす。

ほぼ北だと。

むむむむ。

朝ごはんも65階のクラブラウンジにていただく。
スタッフに聞いてみようか。

優しそうな若いお姉さんに、疑問をぶつける。

「当ホテルのホームページに地図が出ているのですが、ちょっと見て後でお知らせしますね」

（おっと、ついシェフが目の前で焼いてくれたチーズオニオン入りオムレツの写真を出してしまった）

従業員のお姉さん「お待たせしました。当ホテルから富士山はほぼ西方向です」

あつこ「ですよね。でもわたしのApple Watchだと北なんです」

お姉さん「わたしので見てみましょう」
なんと彼女もApple Watchだったのだ。
コンパスを呼び出して富士山方向に向けると、やはり北。

お姉さん「おかしいですね」

あつこ「ですよね」

ーーー
部屋に戻ってから理科系夫に電話してみた。

理科系夫「地図とコンパスが合わない。
その原因として考えられるのが、磁力の干渉だ。」

あつこ「磁力？」

理科系夫「ロイヤルパークホテルの窓は大きくて強いだろう。
それだけの眺望を楽しめるのだから。
ガラスの成分の中に、金属製のようなものがあって」　

あつこ「はあ」

理科系夫「窓に近づけたiPhone、もしくはApple Watchのコンパスの磁場の観測に影響を与えていないか？」

あつこ「つまり、ホテルの中ではコンパスに影響を与える程度の磁場が発生しているというわけ？」

理科系夫「まあ、仮説のひとつでしかないが」

ーーー

その直後にこんなラインが。

撮りましたよ。
平面図。
そのあとGoogleマップを開いてみましたが…。
正直なところわたしの頭では、何が何だか。

仕方ないのでもう一度電話。

あつこ「マップで合わせるのよくわかりませんが」

理科系夫「窓によって下を見ると、どの辺りの上の部分に宿泊しているのかがわかるでしょう？」

あつこ「はあ」

窓からは殺風景なコンクリート地面と道路が見える。

理科系夫「1階に降りて、外に出る。
今見えているその場所、
すなわち窓の下にあたる場所に行ってみて、再びコンパスで方向を測る」

あつこ「……」

理科系夫「それで先ほどと違う結果が出れば、ホテルの中でコンパスは何かの干渉を受けていた証明となる」

あつこ「はあ」

ーーーー

さて、あつこはどうしたでしょう。。

初めて行った三溪園。
人が多かった〜。
紅葉の名所。

ホテルをゆっくりとチェックアウトして。
紅葉を見て、
ご飯を食べて、
お土産は崎陽軒のシューマイで決まりよ！

再会を約束して友人と別れて。

あー。面白かった。

外に出て、横浜ロイヤルパークホテル1階のその場所に行ってみたかって？

行かなかった、というより行けなかった

紅葉狩りの予定が迫っていて。
メンバーの1人は早めに帰る予定になっていたし。

そして、わたしの文系脳ではキャパオーバー。
実験も検証も重ねられない。

こうして
「横浜ロイヤルパークホテル内だと富士山は北だと測定できるのか」

という謎は解明されないままなのである。
（どなたか解明できたら教えていただきたい）

※「なぜ検証しなかったのか」と言うコメントが多数寄せられているので、いつかリベンジします。それまでお待ちください。ペコリ。