もしも、もしもですよ。
外出先のお手洗いでこんな人に会ったらどうします。

ほしまるさんのnoteを読んで大きくうなずいてしまいました。

わたしだったら・・・

絶対に声をかけます。
だって、下着公開なんて。
あとできっと本人が嫌な気持ちになっちゃいますよね。
わたしが一声かけることで、それがなくなるなら。
「女性としての連帯感」と申しますか・・。

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じつはワタクシ
お手洗いでスカートの裾を巻き込んだことあります。
（言っちゃった）

娘の小学校の謝恩会でのこと、
白にグリーンのお花が散った薄い生地のワンピースを着ていました。
ポイントはきれいめ、エレガント。

開始１０分前に、お手洗いに行きたくなりました。
ダッシュで用を済ませて
謝恩会会場に続く廊下を歩いていた時。

後ろから
ドドドドドドドドド
勢いよく走ってくる音。

ピタッと私の脇で止まると
「あつこさん、スカートの裾」と言ってまた走っていきました。
役員を務める顔見知りのお母さんでした。

わたし、大赤面。
お手洗いに戻り、裾を直して出てきました。
ドキドキしちゃって謝恩会のことをあまり覚えてません。
とりあえず、私は救われたのです。
20年前のことです。

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もともと困っている人に声をかけてしまう性格でしたが
このことがあってから
お節介に拍車がかかりました。

声をかけて、怒られた経験はありません。
黙って行ってしまう人はいましたが。
だいたいは「ありがとうございます」と言葉が返ってきます。

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人が戻りだしたショッピングモールに出かけました。
お手洗いを出て行った二十歳過ぎの女の子。
手を洗っていた洗面台の上に紙袋が乗ったままです。

追いかけて行って
「忘れてましたよ」と袋を手渡しました。
ところが女の子は微妙な反応。
何も言わずに袋を受け取りました。彼氏らしき人が、隣にいました。

ちょうど私の行く方向に歩いている女の子。
少し後をついていく形になりました。
彼氏に話す声が聞こえます。

「せっかく捨てたのに、おばさんに持って来られた」

えええ？
紙袋の中はどうやらゴミだったらしい。
としても、トイレの洗面台の上に捨てる？
聞きたくなくて、歩く方向を変えました。

あー。確かに
ショッピングモールにゴミ箱はあまりない。
警備上の問題もあるのでしょう。

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弱虫あつこ、ちょっと落ち込みました。

理科系オット、登場。
ぐわーーーーーっと、あったことを話しました。

理科系オット「なんでそんなに嫌な気持ちなの」

あつこ「だって、忘れていたんだったら困るだろうから」

理科系オット「・・・」

あつこ「 届けてあげなくちゃと思って」

理科系オット「・・・」

あつこ「そうしたら喜んでくれるんじゃないかと思って」

理科系オット「喜んでもらうためにやってるの？」

あつこ「うーーん。その人とはもう会うこともないだろうから」

あつこ「・・・・・・・・・・」

あつこ「喜んでもらえると、わたしがうれしいから」

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先日、おばあさんに道をきかれました。
3回目注射を受ける医院の場所が、わからなくて困っていたのです。

医院まで一緒に行ったわたし。

おばあさんは別れ際、９０度のていねいなお辞儀をしました。
わたしも同じくていねいなお辞儀を返しました。

そのあと、スキップで走るように
自宅に帰ったのは
…
…
「わたしがうれしかったから」なんだ。

なあんだ。

わたしのお節介は人に喜んでもらうため
そして自分がうれしくなるため。

そう思ったら元気が出ました。

これからも続けます。
弱虫で明るくて、おせっかいなおばさんです。