人生に幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない
何度かここnoteで引用しているドラマ『大豆田とわこと三人の元夫』での言葉。
亡くなった親友の話をする大豆田とわこ(松たか子)に小鳥遊さん(オダギリジョー)がかける言葉。
何度も繰り返し見てきた大好きなドラマ。
特にこのシーンは印象深く、セリフをノートに書き留めておくほど好きな箇所だ。そして、今ほど助けられたことはない。
2週間前に9つ下の妹が亡くなった。
自分でそう決めてのことだった。
優しくて面白かった妹。
一緒によく笑った。
色んなことをネタにしてよく笑った。
父と三人での恒例の宴会。
お正月、父の日、父の誕生日。
父がまだなんとか遠出できた5、6年前に3人で見に行った新喜劇。みんなお笑い好き。
この時撮った写真を見ると、どれもみんなめちゃくちゃ楽しそうにしてて、写真見ながら笑ってしまう。
ほんの2週間で、私の中にいる妹は楽しそうに笑うあのいつもの妹になっていた。
人生の最後だけ見ると悲しく、人生すべてが最後で決まるかのように思いがちやけど、生きてきた41年を振り返ると、楽しかったことももちろんたくさんあるわけで、私はそれも知っているし、最後にだけフォーカスしないようにと思う。それが今の私の心も救う。
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