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【モルディブ】コロナ陽性になったけどリゾート隔離で得した気分になった①

コロナ禍の海外旅行中に、なるかなとは思っていたけど、なりました。コロナ陽性。重症化しないかドキドキしたけど、軽い風邪レベルで回復してよかった。

隔離とか療養とかどうしよう・・・と不安になったのも束の間、滞在している部屋でそのまま隔離ということで、モルディブのリゾートホテルに1週間延泊となり、「逆にラッキー!」ってなった話。

インドで風邪をひく

いかにもなパーティプレイスだった・・・

モルディブの前にいたインドで風邪をひいた。
いつどこでコロナを拾ったのかはわかんないけど、免疫が下がっていたのは事実。

連日どんちゃん騒ぎをするゲストハウスに泊まっていて、夜はうるさすぎて全然眠れず。たまに断水するっていうしんどい環境でシャワーやトイレを使うにも気になってストレスになるw ひどい環境だったw

そんなこんなで、疲れが溜まり、喉がイガイガしてきた。
あー風邪だな。そりゃ体が休めてないからそうなるわな〜なんて思って、龍角散のど飴をひたすら舐めていた。

ちゃんと眠れないから回復もできず、鼻水も出るようになって、咳も出るようになってきた。本格的な風邪。咳が出るのはコロナかもしれない・・・。でもインドで発症したら嫌だな。

というのも、ゲストハウスがハズレだったことや、インド初めての私にとってカルチャーの違いが想像の斜め上をいっていて、日々を過ごすのにとってもストレス・不安を感じていた。だからなんとしても次の国に脱出したい思いでいっぱいだったw

薬を買いに

ホテルで恐る恐るPCR検査を受けて、陰性。ほっ。

よかった、これで予定通りモルディブに行ける!

空港があるマレに2日ほど滞在して、ようやく静かに落ち着いて眠ることができた。インドの薬局で買った風邪薬を飲んで、2日間ほぼホテルで寝ていた。

喉痛い、鼻水出る、熱はないって伝えて買った

それから離島のリゾートに向かうんだけど、飛行機に乗るので、もう一度PCRを受けから来てくれとホテルから言われ、PCRを受けるもまた陰性。

なのでこれまた予定通りリゾートがあるメドゥフシへ向かう。
2日間寝たおかげで風邪症状もほぼなくなっていて、予約していた1週間弱をのんびりと過ごした。モルディブの様子はこの記事を読んでね!


建物の裏に呼び出されてまさかの陽性

海が見えるレストラン

陽性が発覚したのは出発の前日。
モルディブは、次の目的地の入国条件がどうであれ、出国する時にPCR陰性証明が必要というルール。出国前72h以内の陰性証明書が必要になるので、2日前にサンプル採取をホテルで行い翌日に結果がわかる。

サンプル採取の翌日にいつも通り朝食を食べていたら、ホテルのマネージャーらしき人が来て、食べ終わったらレセプション来てねと。

まさか陽性だとは思ってなくて、結果の紙をもらうのかなと思って向かうと、ちょっとこっち来て、と建物の裏に呼ばれる。

こっそり呼び出されるってことは、あ〜ついになってしまったか!と思った。

案の定、こっそり陽性だって伝えらた。

「あなたは陽性です。部屋で待機してください。詳しいことはWhats Appで連絡する。」と。

滞在延長の費用って・・・

泊まったビーチヴィラ

ついに罹ってしまったと、罪悪感に苛まれる。
これだけ体調良くなったのに、いつどこで罹ったんだろう。ホテルにも迷惑をかけてしまって申し訳ない。って思い凹む。

でも体は軽い咳がたまに出る程度で結構元気。重症じゃなかったのがせめてもの救いだ・・・

部屋で待ってると政府のドキュメントが送られてきて、モルディブのルールでは陽性になった日から7日間部屋で隔離だと書いてあった。隔離エリアの狭い部屋に移動したりするんかなとかも思ってたけど違った。

今の部屋のまま延泊。1日のルームチャージは3食お弁当付きで$110だと。

あれ、結構安いな。

agodaで予約した時、定価12万円/泊→2万円/泊という破格のキャンペーンプライスだったから、隔離中ってもしかしたら定価で費用発生するのかな、いや、さすがにそれはないよね。そうだったら7日間で80万くらいかかるじゃん。無理やん。どうしよう。とかも思っていたのに!!

1泊$110

夕朝食のビュッフェが食べられないし、共有スペースのプールなどに行けないとはいえ、予約したプランの半額程度。しかもいつもはお昼ついてなかったけど、隔離中は3食お弁当付き!バグってんなw

狭い部屋に移動するわけでもなく、この部屋でそのまま1週間滞在できるって、ラッキーなんじゃないか。

ちょっと顔がニヤついた。

とはいえ、コロナっていきなり重症化するっていうし、、、まあ、大人しく引き続きのんびりしよう。

ちなみに、ビーチヴィラはこんな感じで広くて快適すぎる。

とりあえず明日の航空券の変更をしなければ。幸い、フレキシブルに日時変更できるチケットでよかった。

隔離生活のはじまり

毎回お弁当を写真におさめる

7日間の隔離になり、基本的に外には出られなくなった。
けど、ビーチヴィラにテラスがあったり、部屋自体が孤立してるし人にも出会わない。テラスで外の風を浴びたり海辺にちょっと行くくらいなら問題ない。

プールやレストランなどの共有スペースに行かないだけで、部屋でのんびりしているのはこれまでと特に変わらない。

食事はというと毎日3回だいたい決まった時間に届けにきてくれる。その時に具合はどう?って聞かれるけど、答えのレパートリーが乏しすぎて、毎回Good. No problem.

洒落た冗談の一つでも言いたいもんだ。

初日は陽性になってしまって、本当に申し訳ないという気持ちで、私だけのためにお弁当持ってきてもらうことに対して、本当にすみませんって思ってたの。

でも次の日、食事を受け取るためにドアを開けると、配給してくれるスタッフが乗っている軽トラの荷台に20食くらい同じ隔離弁当が積まれているのが目に入ってきた。

なんだ、私だけじゃないのか。

それにしても結構いるな。まあそうだよな。みんなかかるよな。

日本のワイドショーでコロナの情報を浴びたり、かかると周りに迷惑かけてしまう(事実だけど)って思ったり、知らず知らず”コロナに罹るのは悪い”って思っちゃってたんだと思う。でもさ、病気だからしょうがないよね
。ちゃんとマスクして手指消毒して滞在してたもん。

思った以上に隔離仲間がいることを知ってほっとした。

隔離メシ

部屋番号書かれて配給される

3食届けられるお弁当は、ビュッフェに並ぶものを詰め合わせてくれているので、レストランで食べるものと変わらない。まあ、選べないっていうのはあるけど、基本美味しいので苦にならない。

ビニール袋とパック一つ一つに部屋番号が書かれていて、お水1本と一緒に渡される。

カレーと唐揚げとデザート

大体パック2〜3つとカレーのルーで、ライス、パスタ、おかず、デザート。毎食絶対スイカが出てくる。

フォークやスプーンは付いてこない。レセプションに頼めばもらえたんだろうが、自分で箸とスプーンを持っていたのでそれを使って毎食いただく。

毎回隔離メシを写真に撮ったので、何を食べたのか、また、毎日どんな感じで過ごしていたのか、それは次回に書くことにします!

それでは!
お読みくださりありがとうございました。また次回。


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