クラウドファンディング初挑戦で103%達成した「にじのわ」にインタビュー
クラウドファンディングに挑戦して大きな夢をたくさんの人と掴む。
2024年4月にクラウドファンディングに挑戦した1組のユニットがいます。
ぞ
作者と15年来の付き合いのある二人が、新しいことにチャレンジことをきっかけに全てが始まりました。
インクルーシブな世界を音楽を通して発信していくシンガーユニット
「にじのわ」
・にじのわメンバー
かこい絵里加(写真左)たまきえり(写真右)
インクルーシブとは
2024年5月26日主催コンサートのためのクラウドファンディングに初挑戦!
クラウドファンディングサポーターとしても活動している僕が、今回二人の事業に携わらせてもらいました。
今回は2024年4月1日から1ヶ月間に渡りクラウドファンディングを行い、達成率103%まで支援を集めることができた「にじのわ」にインタビュー。
お互い2人のお子さんを育てながら家事と普段の仕事、そしてクラウドファンディングに挑戦し大成功を収めたサクセスストーリーを伺いました。
・まずクラウドファンディングを終えての感想を聞かせてください。
たまきえり:まあ楽ではなかったかな(笑)クラウドファンディングを子育てと家のことをしながらやるのが一番大変だったね。
でも画像編集とか映像編集とか普段やらないことをしたことは楽しかったし、普段考えないことを考えていることがとても新鮮で楽しかったな。
かこい絵里加:たくさんあるけど、一言で言うと「やって良かったな」って思った。いざ始まると「こんなに大変なんだ・・・」って思ったけど、1ヶ月で120万円を集めるって大変なのは当たり前だし絶対一人でできないことだなあって思ったね(笑)
※にじのわは支援により1ヶ月で1240,000円を集めることに成功した。
かこい絵里加:最初はよくわからずにやっていたけど、やっぱりやっていることはビジネスだし、行動の一つ一つが大切なんだなって感じた。ただがむしゃらにやるのではなくてちゃんと計算した上で行動をすることができたからこそ成功したんだなって今になって思った。
たまきえり:そうだね、支援を集めるのは本当に地道で大変なことだけど、今までにやったことのないクラウドファンディングができて本当にいい経験になった。
かこい絵里加:あと、個人的に古い知り合いに繋がることができたのは大きかったかな。小学校の先生とか。お互い忘れているような人からもクラウドファンディンのページを見つけてくれて支援してくれたりしたから今までの自分を振り返る機会になったかな。そう言う人たちのおかげで今まで私はやって来られたんだなって思ってしみじみ感動した。
たまきえり:今までの出会いは何にも無駄じゃなかったよね。
かこい絵里加:本当に。意外な人が支援してくれたこともあったから自分に自信を持つことができたのはかなり大きいと実感しているよ。
・クラウドファンディングに挑戦しようと思ったきっかけは?
かこい絵里加:私は今までにやろうと思ったことは2〜3回あるんだよね。でもやり方がわからなかった(笑)
パソコン操作もできなかったし、クラウドファンディングの講習会とかもあることは知っていたけど、それに行く勇気さえもなかった。
でもあつし(筆者)のサポートやパートナーのたまちゃん(たまきえり)とならできるなって思ったからかな。
・それはどうして?
かこい絵里加:あつしはいつも熱くてその気にさせてくれるし、たまちゃんは同じ境遇というか二人子どもを育てながら音楽活動もやりつつ家のこともやっているからお互いを高めあうことができそうだなって。
たまきえり:私はクラウドファンディングについて全く知らなかったんだけど、「何かやりたいね」っていうのは、絵里加と話していたんだよね。
「音楽健康指導士の資格もお互い取得しているからうまく使っていきたいね」って話していたところにクラウドファンディングの話を聞いたからこの機会にやってみようかなって思った。
でも周りに誰もクラウドファンディングをしている人がいなかったから最初は正直ピンときてなかった(笑)
・今回クラウドファンディングをする前にどれくらいのクラウドファンディングに対する知識があった?
かこい絵里加:以前から存在は知ってはいたけど、全然知識は全くない状態だった。周りに挑戦している人を見たときに「こうやって資金を貯める方法があるんだあ」って思ったくらいかな。
知り合いにクラウドファンディングのセミナーに通っていた人がいて「ちゃんとビジネスとしてやってる?」とか「サポートしてくれる人はいるの?」とか色々心配してくれたんだけど、今回のクラウドファンディングの流れについて話したら「じゃあ安心だね」って言ってその人も支援してくれたんだ。
その人もセミナーに通うくらい積極的にクラウドファンディングに挑戦したかったんだけど、挫折を経験してしまったらしいからやりたくてできない人もいっぱいいるのかもしれないな。
・最初金額設定した時正直どう思った?(設定金額120万円)
かこい絵里加:え?そんなにいける!?って思った(笑)
※金額はサポートしていく中で、相談しながら経費を計算して決めた。
たまきえり:最初は「集まったらいいな」くらいで本当に集まるのか現実味のない数字だった(笑)でも事業の経費を計算すると確かにこの金額は必要だけど、とんでもない金額だなって。
かこい絵里加:金額設定もなかなか難しかったけど、相談していく中で金額も決められたし「やるからにはやろう!」って感じだった。
・クラウドファンディングを行なっている期間、毎日どういう行動を起こしていた?
かこい絵里加:今までインスタグラムをマメに投稿するようなことがなかったんだけど、とにかく毎日発信し続けたことかな。
毎日頑張ることによって周りの友達からも「何か始めるの?」「めっちゃ動いているね!」っていう反応も少しずつ増えていた。
たまきえり:同じく毎日発信するようにしてたけど、毎日やっているともう何を発信すればいいかわからなくなる時もあった(笑)
かこい絵里加:あ〜なるね(笑)
・発信をし続けることも大変だったと思うけど、他に大変だったことはあった?
かこい絵里加:大変ってわけじゃないんだけど、一人一人に送るメールの文章を考えたり最適な送るタイミングだったりを考えていたかな。あとは、子育てや家事との両立。
たまきえり:両立はもう大変だったな(笑)
・この事業と家庭との両立をやり遂げるヒントみたいなものがあれば
かこい絵里加:たまちゃん(たまきえり)はちゃんとやっていると思うけど、もう家事は手抜きだった(笑)でもこの1ヶ月はちゃんとやりたかったから家族よ、ごめん!って感じだったけど、いつも家族が応援してくれていたから乗り越えられた部分はある。
たまきえり:そうだね、家族や身内の存在は大きいね。
・少し支援額が伸び悩んだ時期があったじゃない?その時どう思った?
かこい絵里加:やばい!(笑)
たまきえり:どうしようどうしよう!って焦ったな。
かこい絵里加:止まったねって二人で話してたもんね(笑)それでも毎日頑張り続けたら応援してくれる人も増えて来たからさらに個人個人でも頑張ろうってなったね。
・これは達成できるぞ!!と思った瞬間はあった?
かこい絵里加:そうだな・・・あと10万くらいのところで、いけるかも!って思ったかな〜。ここまできたらなんとか成功させなきゃ!ってなった。
たまきえり:100万円くらいのところかなあ。一回勢いが止まってから地道に行動を繰り返したことによってまた支援してくれる人が増えたからもっと頑張ろうって思えた。
かこい絵里加:作成したクラウドファンディングのページをずっとチェックしてくれている人が何人もいて支援額が上がった時に「上がったね!」って連絡をくれる人もいたのは嬉しかった。あ〜応援してくれてるんだなって。
・活動を毎日していく中で大切にしていたことは?
かこい絵里加:まずは感謝かなあ。自分たちのことだけじゃなく周りの人たちへの想いを大切にすることは頭にあった。
特に今回はインクルーシブをテーマに事業をしているから“子どもたちがなんの隔たりもなく過ごせるような環境づくりと音楽を通して絶対幸せにしますよ!”っていう想いでやってた。
たまきえり:そうだね、本当に大切。私も人に感謝を伝えることは忘れないように心がけたかな。
やっぱり自分たちのやりたいことに支援という形で力を貸してくれるわけだから。
かこい絵里加:絶対に継続させてね!って言ってくれるおばちゃんもいて、それがものすごく大切なことなんだなって実感できた。細くてもいいから続けること。
・クラウドファンディングをするにあたって二人で役割分担とか決めていた?
たまきえり:はっきりと決めてはなかったかな。
かこい絵里加:決めているというかはお互いやれる時にやるみたいな感じだったね(笑)
たまきえり:気づいた時に「これやるね〜」とかお互いに連絡を取り合ってやってた。
かこい絵里加:そうだね。でも文章とは画像とかはたまちゃん(たまきえり)がやってくれてたね。インスタのライブ配信する時の画像とか。
たまきえり:作ったら「これチェックお願いします」とかそういうやりとりもしてた。
・クラウドファンディングをまたやるとしたらどこを改善すると思う?
かこい絵里加:やっぱり事前告知かなあ・・・。最初にどれだけ支援してくれる人を集めておくかでだいぶ変わるような気もする。
あと、ある程度予想していても意外なことが多かったから結果も少し変わったと思う。
たまきえり:確かに。先が全く読めない状態で進んでいくのは少し怖いよね。
・クラウドファンディングをして周りの反応はどうだった?
たまきえり:周りの人に言われたのは「勇気もらった」とか「刺激もらった」の言葉が多かったかな。
ママ友とか中学の時の友達から年齢関係なく新しいことに挑戦することに感動してもらえた。「何か挑戦してみようと思った」っていうことも言ってもらえた。
たまきえり:「東京公演もやってね!」っていう声もあって、特に支援額達成してからはより応援の言葉をもらったね。
(にじのわはこのクラウドファンディングで大阪公演を実現させ東京公演への追加公演も決定させた)
かこい絵里加:個人個人にメッセージを送っていったからいろんな反応はあっていいも悪いもあったんだけど、言葉遣いの大切さをかなり実感した(笑)
たまきえり:したね(笑)本当に大切!
・これからクラウドファンディングに挑戦したいと思う人に対してのアドバイスがあればお願いします
かこい絵里加:もしやるならちゃんと信頼できる人とやったほうがいいですよってことかなあ。お互いに意見が言えて相談もできるようなパートナーじゃないといけないと思う。
あとは準備だね。事前準備がとても大切だからしっかりしておいたほうがいいね。
たまきえり:私は言葉選びやアプローチの仕方で大きく変わると思ったから支援者を募るときに工夫してみてください。ってことかなあ。
・やりたいことをやれない人に向けてアドバイスはありますか?
かこい絵里加:嫌われてもいいよ(笑)嫌われるとか傷つくとかを怖がりすぎるとないもできないかなって思う。
自分はこうだよ!って発信するといろんな人が現れる。賛同してくれる人もいて感謝の気持ちが出てくるけど、反対する人も現れるのが普通。だからそこに心にダメージを負わなくて大丈夫だよ。
たまきえり:一緒です(笑)
・にじのわの今後の活動
にじのわは2024年5月26日にこのクラウドファンディングで支援を集めたきっかけにもなったコンサートが大阪八尾市であります。
その他、
2024年6月1日にコンサートに参加。
2024年7月21日に東京での主催コンサート
※詳細は決まり次第お知らせ致しますので、二人のインスタグラムにて情報をお待ちください。
最後に一言
今回は子どもを対象にしたテーマのコンサートですが、シニア向けのコンサートも考慮しています。年齢や性別関係なくジャンルの枠もどんどん広げていきたいと思いますので応援のほどよろしくお願いします。
さらに年末に向けても制作企画を企てているので今後のにじのわの活動をチェックしてください。
2024年5月6日 にじのわ対談
作者
オクアツの名前で文字で人を幸せにすることをテーマに更新中。
幼少期から吃音症を発症、20年かけて改善。3000人の前でMCができるようになり克服。
海外での仕事を通して「1つの考えに偏らない柔軟な思考術を日々noteに記録。
傍らクラウドファンディングのサポーターとして新しく事業を始めようとする人を応援中!
クラウドファンディングに挑戦したい!でもやり方がわからない!
クラウドファンディングサイトキャンプファイヤーの認定サポーターのオクアツこと奥村睦巳(オクムラアツシ)が一からサポートします。
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