Atsushi

執筆, カメラ, 登山 / 【アンダーアーマー投稿コンテスト】#スポーツが育ててくれた…

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執筆, カメラ, 登山 / 【アンダーアーマー投稿コンテスト】#スポーツが育ててくれた 優秀賞 / 【OM SYSTEM noteコンテスト】#写真が好き 最終選考作品 / 日記:https://sizu.me/aufhebennn

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2023年の振り返り「没頭と人間的成熟」「自然資本と環境問題」「マイノリティと人権問題」

雪で覆われた乗鞍高原で過ごす年末。2023年の振り返りもしつつ、今後の人生で達成したい社会課題についても書いてみようと思う。けっこう長いしまじめなnoteです。 2023年の振り返り ~生活と遊びを深める~今の自身の生活がよいものかどうか判断するときに、自分が重要な指標にしているのは、「没頭」と「人間的成熟」という2つの側面。これら2つが達成されていれば、自分は生活に満足して心身豊かに毎日を過ごせる。 「没頭」という観点から2023年を見ると、非常に遊びを深められた一年だ

    • 今日の雑文 ~最近聴く音楽、霜降りせいやのYoutubeおもしろい、お菓子摂取量からみる気分推定~

      文章を読み手に伝えるために考えたりまとめたりする気力はないが「なにか書きたい」という気分のときに吐き出す今日の雑文。 今日の小テーマは、最近聴く音楽、霜降りせいやのYoutubeおもしろい、お菓子摂取量からみる気分推定、の3つ。 はじめに、最近聴く音楽について。 激しめでアップテンポなロックサウンドをメインに聴いてきた数年だったが、最近はミドルテンポな曲もハマるようになってきた。 アジカン、indigo la End、Vaundy、the HIATUS、最近はこの辺りを

      • 簡単には共有し得ない感覚があるとき、どうすればいいか

        自分が身体障害と向き合っていたとき苦しかったのは、「この自分の身体や心が感じている気持ち悪い感覚をわかってくれる人はいないのではないか」ということだった。 自分の感覚をいくら説明したとしても、相手が完全に同じ体験をするわけではない。理解しにくい感覚であるほど「わかってもらえた」と思えることは少なく、むしろ孤独感を強めることもある。 このように他者に共有するのが容易ではない感覚で苦しみを持つとき、どうすればいいのか。そして自分には到底感じ得ることができない感覚を他者が持つと

        • 最近学んだテーマ、効果的利他主義(Effective Altruism)、近所の地質など

          自分は日常的に気になることや調べたこと、それで深まったことなどをひたすらメモに殴り書く。紙のメモに書く場合もあるし、iCloudメモに書くときもある。iCloudのメモは4,5年間で5000件以上溜まっている。 文章にできるほど思考が整理されていないが、最近学んで感じたことなどをザッと書こうと思う。そのとき興味のあることを残しておくのは大事だし、近い関心を持っている人がいたら嬉しいし。 効果的利他主義(Effective Altruism)効果的利他主義(Effectiv

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        2023年の振り返り「没頭と人間的成熟」「自然資本と環境問題」「マイノリティと人権問題」

        • 今日の雑文 ~最近聴く音楽、霜降りせいやのYoutubeおもしろい、お菓子摂取量からみる気分推定~

        • 簡単には共有し得ない感覚があるとき、どうすればいいか

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          なぜ英語を学ぶのは楽しいかを3つの要素に分けて分析する

          最近は英語を学ぶのがなかなか楽しい。もともと、TOEICなどの「試験、資格のための英語」も楽しいと思えるタイプだったが、「相手と話すための英語」を学ぶことはもっと楽しい。 そこで、英語をはじめとした言語を学ぶのはなぜ楽しいのか。これを自分なりに3つの要素に分けて分析してみる。 1.先入観なく話すことができるので楽しい日本人と話すとき、はじめましてだとしても、「日本での当たり前」を共通項として会話することがよくある。「これはこういうものだよね」という概念が、意識できないとこ

          なぜ英語を学ぶのは楽しいかを3つの要素に分けて分析する

          風邪で暇なので書く雑文、最近考えていること

          5泊6日の長旅、鳥取から京都までのロングトレイルを終えて風邪を引いてしまった。症状は軽いので、横になったりゆっくりしながらボーッとしている。 いつも文章を書くときは、書きたいテーマ、伝えたい内容を考えてから、読みやすいように全体の構造を意識しながら書くが、今日は適当につづる。 また、自分が文章を書き始めたきっかけは、考えていることの整理だったり、友人と口頭で話すには難しい内容をじっくり書くため。 また、自分がかなり幅広く興味を持つタイプなので、親しい友人や新しく知り合っ

          風邪で暇なので書く雑文、最近考えていること

          身体が思い通りに動くよろこび、そして動かなくなっても

          日常において自分は健常者だが、スポーツにおいては障がいを持っていた。 15年間の卓球漬け生活のなかで、「身体が思い通りに動かない」という大きな壁が、常に目の前に立ちはだかっていた。 当たり前にできていた動作が突然できなくなる、というのは理解が追いつかないほど衝撃的で、自身の努力でどうこうできる問題では無いと悟ったときの絶望感はすさまじいものがある。 スポーツで見られるイップスや、音楽などで見られるジストニアには、意識とは関係なく、身体が意図していない動きや硬直をする症状

          身体が思い通りに動くよろこび、そして動かなくなっても

          サーキュラーエコノミーについてのメモ ~「捨てる」という選択肢をなくす~

          サーキュラーエコノミー(循環型経済)について、以下の書籍と資料を読んだメモを記す。取り組みの具体例などはあまり挙げず、最後の参考資料にまとめ、重要なキーワードや概念、感じたことなどをメモしていく。 廃棄を出さない仕組み ~ 「捨てる」という選択肢をなくす ~サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、資源を半永久的に活用し続けて廃棄を出さないという考え方。 まず第一に「地球の資源には上限がある」という前提に立つ、ということ。言葉にすると当たり前すぎるが、食料や資源が尽きると

          サーキュラーエコノミーについてのメモ ~「捨てる」という選択肢をなくす~

          カメラ遊びと、その洗練された魅力について

          一眼ミラーレスのカメラを買って四年ぐらい経ち、一番と言っていいほど美しく撮れた写真。 月明かりに照らされる乗鞍岳。空には星が広がり、池はリフレクションする。一瞬だけ池が霧に包まれて、違う世界のような空間が広がる。 最近はよくカメラを使って遊ぶ。 良い写真が撮れたときは、それだけで一日に満足して、他に何もいらないと思えるぐらい、カメラ遊びには引き込まれる魅力がある。 これまで、自分のいろいろな関心事を文章にしてきたが、カメラに焦点を当てて書いたことはない。このnoteで、自

          カメラ遊びと、その洗練された魅力について

          偏食と「自分のせい」について

          自分は幼少期から10代までかなりの偏食だった。野菜はほぼすべて食べられないので、小学校6年間の給食は完食したことがない。毎日片付けの時間にしれっと残すか、何でも食べてくれるクラスメートがいるととてもありがたかった。 今朝、発達障害のある子どもは偏食であることが多いという記事を見て、自分も食生活で苦労した経験がいろいろあるので、文章を書いてみようと思った。 「食べたくない」のではなく「食べられない」偏食の人は必ず言われたことがある、「何で食べないの?」「好き嫌いせず食べなさ

          偏食と「自分のせい」について

          将棋とフロー状態について ~なぜ没頭できるか~

          将棋を指していると、時間も何もかも忘れて、行為に没頭している瞬間が多くある。日々の悩みや憂いなどはすべて頭から締め出されて、ただ「最善の一手はなにか」ということしか考えていない。それが一局を終えるまで数十分続く。 この没頭感覚はフロー状態と言われるものに近い。 フロー状態の難しさフロー状態というのは簡単に入れるものではない。フローにはいくつかの条件がある。目標が明確であり、自分の最大限の能力を発揮すれば達成できるかどうかの難易度であり、自分の最大の関心ごとである必要がある

          将棋とフロー状態について ~なぜ没頭できるか~

          しまなみ海道 尾道~今治 600kmのバイク旅行記

          兵庫県からしまなみ海道まで、バイクを600km走らせて旅をしてきた4日間の記録。たくさんの写真とともに。 前々から行きたいと思っていたしまなみに、友人が居ることを知り、出発前日に行くことを決めた。キャンプ道具と着替えをバックパックに急いで詰める。 7月後半、梅雨明けで快晴だらけの天気も好条件だった。兵庫から岡山、広島に移動している間に、どういう旅にするかプランを練っていく。 バイクで渡れる主要な6つの島は巡りたい、友人のいるゲストハウスに泊まる、各島の山に登る、観光客が

          しまなみ海道 尾道~今治 600kmのバイク旅行記

          バランスボール生活のすすめ

          最近はバランスボールを購入して、ぽよんぽよんしながら作業している。これがけっこう良くて、今日も朝起きてぽよんぽよんしながらこのnoteを書いている。 2週間ほど使ってみた所感としては、常に身体に刺激があるし、すぐに立ち上がれるし、なんか集中も持続する気がするし、なかなかいいね〜ということで、バランスボール生活を薦める記事です。 デスクワークでの悩み長時間のデスクワークは疲れるし、身体を動かさないと気分も上がってこない。手が止まっているのに、ずっと椅子に座っていてストレス溜

          バランスボール生活のすすめ

          3000m級の高い山に登るために、必要な筋肉とトレーニング

          3000m級の高い山に登るために必要な身体作りについて、まとめたnoteです。 登山がしたくても、ブランクがあって登山体力が低下してしまったり、年齢による衰えは起こりえます。その一方で、高齢になっても3000mを超える山に挑戦できるのが登山の醍醐味のひとつです。 そこで、登山体力をつけるために必要なトレーニングはなぜなのか、また高齢になっても登山に挑戦し続けられるのはなぜか、調べたことをシェアします。 登山では使う主要な筋肉まず筋肉の種類について、速筋と遅筋の二つに分け

          3000m級の高い山に登るために、必要な筋肉とトレーニング

          自身も差別に加担していると自覚すること ~マジョリティ側の特権について~

          差別について語らない社会というのは、(たくさん存在する)差別がないことになっている社会である。 差別について語らないひとは、レイシスト(差別主義者)を育てることに加担している。 以上の、出口 真紀子さんによる講演記録がとても素晴らしかったので、それについてのnoteを書く。社会のマジョリティ側が気付かずして持っている「特権」についての話。 差別は個人の課題、つまり「差別をする人が悪い、その人の責任だ」というわけではなく、構造的、文化的な問題であるということが書かれてある

          自身も差別に加担していると自覚すること ~マジョリティ側の特権について~

          「身長高いね!」は褒め言葉、という無意識のバイアス

          自分は身長が185cmある。はじめましての挨拶の際には、「身長高い!何センチですか?」「185cmぐらいです〜」というやり取りを、かなりの確率でやる。たぶん1000回以上している。 ここでおもしろいなと思うのは、必ず肯定的な言葉をもらうということだ。「身長高くて良いね〜」「スタイルいいね〜」など。「モテるでしょ〜」とあっさり言われることもある。 こういうシーンで、身長が高い=良いこと、褒めていい、という概念が浸透していることを実感する。 ではここで、自分が身長が高いこと

          「身長高いね!」は褒め言葉、という無意識のバイアス