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三浦知良に期待しているコト

三浦知良、カズの移籍が決まった。
今シーズンはポルトガル2部のオリベイレンセというチームでプレーをするらしい。
55歳の海外挑戦、2部とはいえ欧州に移籍するとは想像もしなかった。同チームの経営権を横浜FCの親会社を握っているため、マーケティング移籍だの騒がれているが、その辺は本記事の主旨とはズレるため、割愛する。

カズの話題となると、必ず進退問題になるが、それも少し本題とずれる。

個人的には現役を続けることに対しては疑問を感じている立場ではあることは伝えておく。
だからといって、さっさと辞めろ、という話をしたいのではない。

では何がいいたいかというと、
カズは経験したきたコトをサッカー選手を夢見る少年少女たちに伝える場や機会をもっと持ってほしい
ということである。

ワールドカップ出場を追いかけて年齢関係なく、現役を続ける。それで勇気をもらう人もいるだろうし、それを達成するためにプロフェッショナルな振る舞いや生活を全うする姿勢は色々なところで目や耳にする。
リスペクトです。
だが、それを発信するのは本人ではなく、第三者である。元チームメイトやメディアなどを通じての発信である。

カズ本人からの発信はない。
メディアにもあまり登場しない。現役選手だから控えているのかもしれないし、本人が好きではないのかもしれない。

でもカズの話、特にサッカーに取り組む姿勢や技術、メンタルなどを聞きたい人はたくさんいると思う。
55歳まで現役を続けていられることは、はっきりいって異常だ。生活する上でどんなことに気を付けているのか、年齢を重ねることで考え方がどう変化したのか、成功の秘訣や挫折、プロを目指す少年少女がやるべきこと、などなど。
カズしかしていない経験から学べることは多々あると思う。

個人的にはイチロー氏のような活動をカズにも期待している。
プロを夢見る若者に技術だけではなく、精神論を言葉として投げかける。
それによって、次の日本代表が生まれる可能性もあるし、指導者に対しても大きな経験となる

いまはSNSもあるし、ルールの範囲内で活動できることも多いはず。
プレイヤーとして夢を追いかけながら、伝道師として次の世代のスター選手を育ててもらいたい。
と切に願っています。

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