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一日だけのコミュニティ運営

数年続けてきた展示会の企画があります。

今年に入ってその企画に賛同してくれる人たちと一緒に新しいコンセプトで場づくりはじめています。まだまだ手探りなところもありますが、ライフワークの一つとして続けていければいいなという企画になってきたのでnoteにまとめようと思いました。

この企画は「One Time Community」というタイトルで現状スタートさせています。(2018.07現在)

内容としては、普段関わり合っているコミュニティを飛び越え、自分のカルチャーや考えをリアルな場で発信することで、新しい感性が芽生えたりコラボレーションが生まれる場をつくろうとしています。(作品展示やトークセッションやワークショップ、料理をふるまったりコンテンツは参加者自身が決めます)

この場ではあえて一日だけという設定でありますが、その限られた時間の中でコミュニティをつくるというトライです。

実際にコラボレーションも起こりだしてきており、少しづつ成果はでてきており、参加希望者もたくさんご連絡いただけている状況です。

細かい企画の成り立ちについては別のnoteでまとめていますので、興味のある方は一読いただけるとわかりやすいかもしれません。

実現させたい風景

よく言いますが、今はインターネットの時代です。ウェブ上での体験は非常に合理的でAmazonやその他のサービス、広告などすべて自分の趣味に合ったものを自動的に紹介されます。

それはそれで居心地はいいのですが、知らない土地で小道を抜けた先に素敵なお店を見つけ、なんとなく入ってみたらそこに素敵な商品と出会ってしまった。みたいな偶然的な出会いの場の方が私はドキドキしますし、魅力的に感じのです。

お目当ての出会いがなくてもいいじゃないですか、出会えるかもしれないってくらいがちょうどいい

その場合、やっぱりリアル空間の編集なんだなと思いこの企画をしているわけです。

とっさにiPhoneで撮ったのでいい写真ではないですが、この一枚の写真がそのコンセプトを象徴しているようでお気に入りです。

この写真は服装から見ても普段テイストが違う人たちが作品を通じて会話が起こっているものです、イベント開始時はやはりぎこちない関係でしたが、時間がたつことに緊張がゆるみ関係が生まれてきます。イベントクローズの1時間前での風景ですが、同じ時間と場所を共有したからこその出来事でこの瞬間からコミュニティとしての場が成立したと振り返って思います。

やっぱり知らないことは不安だけれど、知らないことを知ることはドキドキするし人生に彩を与えてくれる。

だからこんな風景を作り続けていきたいと思います。


おまけ

交流をゆるやかにするためには、そのためのコンテンツがあるとよりいい

今回良かったのは参加者の持ち込みで成り立つスナックを行いました。

いきなりタコ焼き機を持ち込んで焼き出す参加者がいたり、ハイボールガールやるといいだしたり、ケーキの差し入れだったり。バラエティありすぎですが、それがあることでいい会話のきっかけになれていたので、とてもいいコンテンツだったと思います。

また個人的には、このような場では芋煮をつくることが定番化してきているのですが、それも続けていこうと思います。(でも新メニューをそれそろ考えたいなぁ)



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