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桑土綢繆

ボクの中で何かが起きている
それは変化か禍か

皆んなといても ふと感じる違和感
今まで一緒にただただ笑っていたことの
何がそんなに面白かったのだろうか

メディアから溢れ出るように流れる
耳を覆いたくなるような不穏なニュース

遠くの知らない世界で繰り広げられる
大人達の事情による勝手な戦争

インターネットで繰り広げられる
心を切り裂かれるような容赦ない誹謗中傷

知らない間に壊されていく自然と
不均衡で意味不明でおかしな対策


色々なものに違和感を感じて
この沸々と大きくなるそれが
ボクにはとても怖くて不安



備えろ
と心の中で何かが叫ぶ
叫ばれたってボクに何が出来るというのか
ボクにこの世界は変えられない
自分に起きているこの不安定な気持ちさえ
ボク自身、変えられないというのに


でも知っている
変わらないものなど無いのだ
少しずつ
気が付くと いつのまにか大きく
物事や全ては変わっていたりする
恐らくボクも含めて


知らない世界は怖い
でも知らない世界を受け入れて
そこでやってみるしかない
自分の命が尽きるまで
何度でもやってみればいい


ボクにはこれから
どんな未来が待っているのだろう
どんな世界が待っているのだろう

見えない先を不安に思うより
そこに向かう 心構え を備える
ボクはボクでしかないのだから





そうどちゅうびゅう【桑土綢繆】
災害を防ぐために、事前に準備しておくこと。
「桑土」は桑の根、「綢繆」は囲ってふさぐこと。
嵐が来る前に桑の根を使って、鳥が巣の穴をふさぐということから。

https://yoji.jitenon.jp/yojif/2827.html


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