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ムスコのディスレクシア問題


今日は我がムスコの話を。寒い雨の日曜日、お出掛けしようかと思ったけれど明日息子は社会科見学だし、来週末はお出掛け予定なので家で過ごしました。勉強等捗りますね😊

昨年秋、ムスコに疑いが出たのが、ディスレクシア。
筆算で計算式を書くのを拒絶し始め、ひどい状態となったのでした。
その前に、壁新聞や読書感想文を白紙で持って帰ってきて、宿題に
手伝った私がとても大変だったことも関係してくる。
IQテスト結果よりも、現状が悪く感じたのだ。
そんな時に学校からディスレクシアの簡易テストについてのお知らせが配られた。最初は無関係だと思っていたのだけれど、そこには「不器用で書けないという問題も、支援対象となりますよ」的なことが書かれていて、
区の施設で行われる簡易テスト(簡易アセスメント)に申し込みをした。

それはNPOエッジという団体が主催していて、代表もディスレクシア、その息子さんもディスレクシアと言うことがイギリス留学の際に学校側からの連絡で判明し(およそ30年前だとか!日本との差がすごい)、
日本で困っているであろう子ども(人)のために立ち上がった団体だった。

簡易テストの結果は・・・読みが正確さと流暢さ共に困難。書きは正確さが困難、流暢さはやや困難。・・・読みは問題ないと思っていたので、びっくりな結果だった。
ただ、息子はIQテストは平均より少し下。詳しい検査が必要だと感じている。このままNPOで詳しい検査や個別指導を受けることもできるのだけど、そこからは有料。クリニックや自治体だと恐らく無料になるはず。
極力無料で検査は受けたいのが心情だった。

相談した結果、結局学校では頼れなそう。通っているクリニックも専門外。クリニックで紹介してもらおうとしても、あまりいい返事がなく、「ディスレクシアは結局療育論も関係する」とのこと。
学校の通級の先生には、「将来的に・・・中学等で特別支援学級、その後高校等で支援学校という選択もある」とアドバイスももらっている状態。その旨をお世話になっている放課後デイサービス等に相談すると、能力的に支援学級ではないとのこと。
支援学級や支援学校のメリットは分かる。ただ、そのデメリットも分かる。
1つ、ここは慎重に判断したい分岐点だと感じている。
とにかく、今は普通級で少し困りつつも通えている状態だし、中学までまだ時間はある。

お正月休みに本などを読んで方向性を出そうと思ったけれど難しく・・・・お金を出して検査を受けるとしても、まずは親として知識を持とうと、
NPOエッジが今募集中の「良い書き困難指導・支援講座」を受講することにした。いい時代。eラーニングというのは実にありがたい!
12時間の講習を2月いっぱいまで受講できるのかと不安に思ったけれど、
子供の成長に待ったはない。
そして、仕事と並行していくには、講座でまとまって知識を得られる方が
効率が良い。詳しい検査を受けて、その結果を聞くにしても、知識を持った上で受けるのと、知識がない状態で受けるのでは絶対に違う。

そして、今日講習をスタートしたのです。
まずはイントロダクションと1章目の発達性読み書き障害についての定義や診断、支援や指導についての基本について。
約1時間半に渡った。
1章ごとに受講後、簡単なチェックリストで7割くらい理解していたら、レポートを作成する必要があり、それはこれから。
まだ始まったばかりだけれども、息子にどう接していいかの方向性を掴めるヒントは得られたので、良かったと思う。

40人クラスに2、3人はいるというデータがあるディスレクシア。
願わくば、日本でも義務教育の場で気がついてもらえ、支援や指導についての提案や指導をしてもらえるようになってもらいたい。
だって、イギリスやアメリカでは30年前にはすでに環境が整っているようだから・・・。
と、嘆いていてもどうにもならないし、待っていたらムスコは運に身を任せていくしかなく大人になってしまう。
なので、親の私がまずは知識を得ることにした。

この講習が終わる2月末までに、私に知識はきっとつく。
私に知識がつけば、学校と交渉したり、ムスコに沿って動けるはず。


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