見出し画像

アトピーだから不幸?

生まれつき肌が悪い、湿疹になりやすい、アトピー性皮膚炎だから不幸と嘆く声をよくツイッター界隈で目にします。辛い思いをされている場合には、そのように感じてしまいます。私自身も、病名がつかない手荒れ、人目につけるのがいらで手袋をして隠していた時期があります。また、よくわからない湿疹や蕁麻疹も気をぬくと起こります。私自身だけでなく、周囲のかたや関わる人にも同じように、肌荒れで悩む方がおられます。でも、皆様は、自分自身が不幸だなんて微塵も感じさせません。その違いはなんでしょうか?私なりに考えたことをツイッターでつぶやいたので、その内容を深掘りしていきます。

生きるのが辛いから不幸せ

なぜ、そんなにも不幸と感じるのだろうか?

それは、まず、周りと比較しているからだと思います。
それは、当たり前のことだし、致し方がないことでもあります。

でも、自分自身に起きていることが、本当に何もできるすべがないのでしょうか?

辛さを我慢してまでも、何か曲げられない信念や変えたくない現実があるのではないでしょうか?

辛さを味わったことがないと、その葛藤には気づくことはありません。

「せっかくここまで我慢したのだから」
「信じていたのに裏切られたから」

様々な思いが交錯するかと思います。

1つ確実なことが言えます。

それは、今のままでいれば、何か、誰かが助けてくれる訳ではありません。
自分自身に起きていることは、何か行動して変化させないと変わりません。

では、何から変えればいいのか?

それは、生きる上で必要な要素から整えることです
食事、睡眠、循環」この3つは生きる上で必要不可欠な要素です。

生きるのが辛いから、生きていることに幸福感を感じられません。
だからこそ、生きてて感じている辛さから解放された時に、生きている心地よさを人一倍味わうことができます。

まずはその1歩として、何に目を向ければいいのかから行動してみてはいかがでしょうか?

食べるものを味わえない不幸せ

食事は、人が生命を営む上で必要なことです。
しかし、ただ食べればいいのでしょうか?

エネルギーを得るためだけでは、味気ないものになります。
それでは、私たちには「味覚」という感覚は不要になります。
この味覚こそが、必要と不要を選別するセンサーなのです。

実は、舌以外の部分にもこの味覚のセンサーはあるのです。それは必要なものとそうでないものとを分別するためです。体に接する下にある味蕾という味覚を感じる組織は、人の豊かさだけでなく、体の生命維持に関わる組織です。

だからこそ、この未来を通じての味覚の働きを十分に発揮させることも、体の機能回復や人としての豊かさにつながります。

美味しいものを美味しいと味わうこと。
それが食事の豊かさであり、幸福感であると思います。

皆様に関しましては、いかがでしょうか?

お腹いっぱい食べた「満腹」でしょうか?
それとも
味わい尽くした「満足」でしょうか?


症状が辛くて眠れない不幸せ

睡眠不足は、誰もが健康を害する状態です。

ショートスリーパーと言う方がいますが、症状のない方であれば、無理に短時間睡眠の良し悪しを議論すべきではないと思います。
その理由は、まずは症状のない状態が確保できてから考えればいいからです。

人は、睡眠時間を短く、あるいは眠らない状態になると精神的に錯乱していきます。

ですので、症状があって眠れないのは肉体的にも精神的にも辛い状態なのです。

食事や睡眠は、3大欲求の範疇にあります。

ですので、本能的に求めてしまいます。そんな睡眠を取ることができなければ、人は辛さを感じてしまいます。ですので、睡眠時間や睡眠の質を確保することは健康な体や健全な精神を保つのに必要です。

鼻呼吸をするのに慣れてしまうと、鼻が詰まった時にとても苦しいと感じます。しかし、普段から口呼吸であればその快適さや、口呼吸であることの不具合を感じられません。

花粉症の時期に、鼻が詰まって口呼吸になり、睡眠の質が著しく低下します。そんな時に、薬を飲む、加湿をするなどして少しでも睡眠の質を確保する工夫が必要です。辛い時を知っているので、快適な状態に戻るととても心地よくなります。

そんな辛さを打開することと共に、振り切れるまで健康に慣れば、悪い状態になりきる前に良い状態を保とうとします。そうすれば、慢性化した症状や、不安定、イライラした精神状態を解消することもできます。

睡眠はとても大切な要素であり、時間なのです。

緊張が抜けない不幸せ

無意識に体の状態を生きるのに最適に保つのが自律神経です。

そんな自律神経も万能ではありません。
体に不調があると、常に緊張してしまいます。かといって、いつも緩んでいると、だるくなり動く活力も無くなります。

そんな自律神経を整えるには、筋肉の緊張を緩め、体のめぐりをよくすることが良いです。その双方が可能なのが「入浴」です。お湯に浸かることで、水のような緩みに共鳴します。また、暖かい温度のために、体のめぐりが良くなります。

この入浴で不具合をきたす場合は、傷がある、体の滞りがある、熱の発散ができない状態のことが多いです。その不具合を解消するために、薬の仕様は必要かと考えております。

このように、体の営みに基本となる「食事、睡眠、循環」を整えることで、体を心にゆとりが生まれます。そのゆとりがあるからこそ、人は安心感や幸福感を味わえるのではないでしょうか。

幸せってなんだろう

いかがでしょうか?

幸せは人それぞれであり、それが価値観の違いでもあります。
その中でも、人が生きる上で必要不可欠な要素から整えることで、幸せを感じるきっかけになるかと思います。

体を健康に、心を豊かにするために、今一度、この「食事、睡眠、循環」を見直してみてくださいませ。


続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?