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テオティワカン遺跡の見どころ。太陽のピラミッドと月のピラミッド、シティオ博物館など(2023年2月)

2023年2月にメキシコシティに滞在する機会があり、前から行きたかったテオティワカン遺跡に行ってきました。

メトロとバスを乗り継ぎ2時間弱でテオティワカン遺跡に到着しました。バスから降りるとすぐに入場券売り場があります。チケット代は90ペソ(666円、日本円換算7.4円)でした。

チケットを購入してそのまま進むとほったて小屋のようなところでチケットをチェックされて遺跡に入場です。すでに遠目に太陽のピラミッドが見えてきてテンションが上がります。

そのまま進んでいくと太陽のピラミッドの正面に出ます。以前はこのピラミッドに登れたようなのですが、現在は登れなくなってるようでした。

テオティワカン遺跡には所々、階段がありその傾斜が結構、急になってます。登り降りには充分に注意しながら太陽のピラミッドに向かっていきます。圧巻です。大昔によくこんなもん作ったもんだなと思います。

そのまま、太陽のピラミッドの周りを進んで突き当たりを左に曲がるとシティオ博物館がありました。メキシコは日中の温度差が大きく、朝は8℃くらいで日中は25℃位になります。この時は日差しが強く体感30℃のような感じで、屋内にしばらく避難するのはいい考えだと思い博物館に入りました。

入場すると壁画が迎えてくれます。

この博物館は期待以上に展示が充実しており、多くの土偶(親近感が湧くようなゆるい感じのもの)や遺跡の一部などが多く展示してあり、テオティワカン遺跡の全体像のパノラマも展示してありました。

この博物館で一際目を引いたのが、人間の下あごを首飾りにしている生贄体たちです。ピラミッドから発掘された遺体を当時のままのかたちで展示してあるものと思われますが、なぜ下顎だけを首飾りにするのか?

ライディングが良く展示されており目を奪われました。

博物館を後にすると月のピラミッドの方に向かいます。日差しが強く風もあり砂埃が舞う中、結構歩きました。

月のピラミッドに到着。近くには当時のテオティワカンの建物を完全に近い状態で復元したケツァルパパロトルの宮殿もありました。月のピラミッドも今は登れなくなっていました。このピラミッドは上りやすそうだったので登る気満々で来ましたが、それが叶わず残念でした。

現在はケツァルパパロトルの宮殿の近くのところだけ上に登れるようになっており、そこから遺跡を見渡せます。

その後、遺跡エリアの大通り死者の道を歩きまた太陽のピラミッドに向かいます。途中、ジャガーの壁画を見つけました。

太陽のピラミッドに再度、到着し名残惜しいのでまたその辺りを散策しました。途中、多くの物売りの方達に声をかけられますが全てお断りしました。

ジャガーやコンドルの鳴き声のような音を吹ける笛がよく売られてて、あちこちでそれらの音が鳴っていました。

また日本語を話す物売りの人が話しかけてきてメキシコ風のお面を「ほとんどただ、35。ほとんどただ30、分かった20」とか言ってましたが、めんどくさいので取り合わずに進みました。値引率の高さと35ってのは米ドルだろうなと思いましたがもしメキシコペソだったら安いですね。でも帰りの荷物を増やしたくなかったので買い物はしないと決めてたんですよね。

2時間の滞在でテオティワカン遺跡を後にしました。水と軽食を持ってきてたので、遺跡内てお金を使うことはありませんでした。博物館の近くに休憩スペースがありそこで飲食が出来ます。トイレもそのエリアにあります。あと遺跡内はほとんど通信がつながらなかったですね。

帰りのバスに乗ってる時に、テオティワカン遺跡についてスマホで振り返って気づいたんですが、遺跡内にはケツァルコアトルの神殿という、月のピラミッドよりも小さいピラミッドがあったらしく、そこに行きそびれてしまってました。その遺跡は私が入った入り口とは別のところから行けたようで、そのピラミッドに彫刻や壁画が残っており、多くの遺体もこのピラミッドから発見されていたようです。

もしまたメキシコシティに来る機会があったら、ケツァルコアトルの神殿を見るためにまたテオティワカン遺跡に来ようと思いました。ずっときたかったテオティワカン遺跡に来れて大満足でした。

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