マガジンのカバー画像

琴線にふれた出来事

11
日々の暮らしのなかで、泣いたり笑ったり怒ったり安らいだり、感情が揺れ動いたエピソードについて書き残します。
運営しているクリエイター

記事一覧

「人生で大事にしたいもの」を問いかけてくれた、フィンランド人夫婦との出会い #自分…

大学の卒業旅行でたまたま訪れた北欧4ヶ国。時期は2月、これまで経験したことのない寒さに震え…

あつこ
2年前
93

姉が家を出て行った日

姉が家を出て行った。 こう書くとなんだか家出をしたようだが、そうではない。地方への転勤が…

100
あつこ
3年前
15

「対価=お金を超えます」ギフトで循環する南伊豆コミュニティ

約8,300人が暮らす街、静岡県南伊豆。そこにひっそりと、だけど確かに存在している新たなコミ…

あつこ
5年前
9

漫画「フルーツバスケット」が教えてくれた、だれかを思いやるということ

昔から本を読むのが好きだった。 今でも週に1〜2冊は読んでいて、ビジネス書も小説も読む。漫…

あつこ
4年前
21

家具をえらぶ楽しさを教えてくれたのは、Kaggだった

仕事をするときにいつも座っているイスが、家からなくなることに気づいたのは数日前。 なくな…

あつこ
3年前
34

我が家にあたらしい椅子がやってきた

いままで家具にこだわったことがなかった。 ある程度心地よく寝れればいいや、仕事ができる…

あつこ
4年前
70

やわらかい心は折れない

「あれ、もしかして、前にも来て下さった方ですよね?」 そろそろ帰ろうかと席を立ったら、声をかけられた。 たしかに前にも来たことがある。だけど店主と話したのはもう1年前のこと。きっと覚えていないだろうと思って、何も言わず静かに珈琲を飲んでいた。 覚えていてくれた。初めて来た風を装っていたのがなんだか恥ずかしい。 総曲輪通りの商店街にひっそりとたたずむ「まめやコーヒー」。最初に訪れたのは、まだ富山に来はじめたばかりの頃だった。 リクルートを退職し、東京・富山の二拠点生活

「写真集の写真展。」終わりについて考える

写真家、幡野広志さんの写真展に行ってきた。 私はTwitterもInstagramも性にあわずやっていな…

あつこ
5年前
9

米寿祝い

「会うのはこれが最後かも知れんなあ」 今年で88歳を迎える富山の祖父は、私が東京に帰ろうと…

あつこ
4年前
32

涙の理由。だれかを失う寂しさと、後悔について

大好きだった祖父が他界した。この夏に88歳を迎える予定だった。 しばらく入院をしていて、介…

あつこ
3年前
150