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【第17回キャリコン受験】CC協議会?JCDA?見逃せない5つの違いをチェック!※4/16更新※第16回結果反映

キャリアコンサルタントを目指すなら。
この2団体のことを知らずに受けちゃだめですよ。


試験機関2団体それぞれの「過去試験の傾向」「試験情報」「合格後のこと」をまとめました。試験団体決定のご参考になりますように。

【違い①】合格基準

<キャリアコンサルティング協議会(以下CC協議会)>

学科:100点満点(2点×50問)で70点以上の得点
実技:150点(論述50点|面接100点)満点で90点以上の得点
 *但し、論述は配点の40%以上の得点、かつ面接は評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに満点の40%以上の得点が必要

<日本キャリア開発協会(以下JCDA)>

学科:100点満点で70点以上の得点
実技:150点(論述50点|面接100点)満点で90点以上の得点
 *但し、論述試験の満点の40%以上の得点、かつ面接の評価区分の中の「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」のいずれにおいても満点の40%以上の得点が必要

合格基準得点は当然ながら同じです。
違うのは、「評価区分」
CC協議会が「態度」「展開」「自己評価」
JCDAは「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」


【違い②】評価

<それぞれの評価の内容について>
以下、「試験範囲」に使われている文言を使用して、それぞれの評価区分において必要とされることを整理します。


CC協議会の「自己評価」が独立した評価区分となっていることは特徴的です。面接試験はインテークで、かつ初めのたったの15分間。その15分間をどのように捉えたかをいかに自己評価できるか、こそ、「肝」のような気がします。
口頭試問での振り返りがこれにあたると思いますが、もちろんJCDAもそれを評価対象としない訳がないと思います。
両機関における評価区分に惑わされることなく、内容をしっかり理解していきましょう。

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 態度
(CC協議会)/傾聴(JCDA)
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〇相談者に対する受容的・共感的態度および誠実な態度
〇傾聴と対話
〇相談者との関係構築
〇相談を行うにふさわしい物理的な環境、相談者が安心して積極的に相談ができるような環境を設定することができる
〇相談を行うに当たり、受容的な態度(挨拶、笑顔、アイコンタクト等)で接することにより、心理的な親和関係を相談者との間で確立することができる
〇相談者の相談内容、抱える問題、置かれた状況を傾聴や積極的関わり技法等により把握・整理し、当該相談の到達目標、相談を行う範囲、相談の緊要度等について、相談者との間に具体的な合意を得ることができる


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 主訴・問題の把握
(JCDA)
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〇傾聴と対話を通して、相談者が抱える課題について相談者と合意、共有することができる
〇相談者の相談内容、抱える問題、置かれた状況を傾聴や積極的関わり技法等により把握・整理することが適切にできる


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 展開
(CC協議会)/具体的展開(JCDA)
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〇様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて相談者との人格的相互関係の中で相談者が自分に気づき、成長するよう相談を進めることができる
〇情報提供、教示、フィードバック等の積極的関わり技法の意義、有効性、導入時期、進め方の留意点等について理解し、適切にこれらを展開することができる
〇相談過程のどの段階にいるかを常に把握し、各段階に応じた支援方法を選択し、適切に相談を進行・管理することができる
〇自己理解の支援
〇仕事理解の支援
〇自己啓発の支援
〇意思決定の支援
〇方策の実行の支援


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 自己評価
(CC協議会)
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〇キャリアコンサルタント自身が相談支援の過程と結果について自己評価することができること


【違い③】日程・開催地域

学科・実技論述試験の日程は両機関同じですが、実技の日程と開催地域が異なります。受験生の都合により、どちらかの日程しか受けられない、という方もいらっしゃると思いますので、要チェックです。
なお、複数の日程がある地域の場合、受験日程を選べるわけではありませんのでご注意を。

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▽各試験団体HPでご確認ください
CC協議会 試験日程/試験地区
JCDA試験 日程/試験地区


【違い④】合格率

同じ国家資格になのに、なぜこんなに違いが?の違和感は、数字にも明確に表れています。
※第16回実受検者数:JCDA 2,497人、CC協議会は3,001人 

<CC協議会>

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<JCDA>
※(  )はCC協議会との差

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<傾向>
平均点が取れれば、学科・実技共に合格できる!
  ➡わずかなポイント(1,2点)が明暗を分ける

実技試験はJCDAの方が得点を伸ばす傾向があり、合格率も高い
養成講座終了の受験者の実技合格率はJCDAが6.8ポイント高い
実務経験の受験者の実技合格率は、CC協議会よりJCDAの方が14.9ポイント低い
〇実技試験の合格者は、
 CC協議会は実務経験の受検者が0.6%高く
 JCDAは養成講座終了の受検者が21.1%高い

今回も、特に見逃しがたい差異を感じたのは、実務経験者の合格率!!

▽実務経験での受検資格はこちら▽
労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の 経験を有する方。
一方的な情報提供や、会社の人事部の採用業務、ではなく、1対1で行われるキャリア相談、またこれに準ずる少人数のグループワークの運営がそれとみなされます。客観的な証明書の提出も必要。

今回、CC協議会の実務経験受検者の合格率が60%を超えました!
実務3年の経験が結果に表れたことに、納得感を感じます。

一方JCDAの実技試験は、養成講座終了者の合格率が高く、実務経験での受検者にとっては難しいという事実は依然変わらずです。※前回よりは合格率の開きは縮まりました!

・・・JCDAはキャリアカウンセラー資格としてCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格の認定を行っています。で、その資格認定の養成講座を開催しているのが、株式会社日本マンパワー。なので、マンパワーの養成講座を受講された方は、CDAの特徴が大きく反映された試験内容、評価になっているのかもしれません。


【違い⑤】論述試験

両機関で出題形式が大きく異なります。
また、第15回は、CC協議会のみ出題形式が14回から大きく改変されました。

▽CC協議会の論述解説についてはこちらの記事でご確認ください


決めよう!どっちで受ける?

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【チェックポイント①】受験資格
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<養成校終了資格の方>
出身養成校の卒業生の方々がどちらで受験し、合格しているか、講師や卒業生へのヒアリングで確認しましょう。

<実務経験資格の方>
まず、合格率は養成校終了資格者より低い、という事実を知り、受験に向けて学びを深めましょう。養成校では、知識講習と実技(ロープレ)の学習・実践の機会があり、またキャリアコンサルティングで活用するアセスメントなどを受験者自身が体験し、自己理解を深める機会を得ていることも特徴です。養成校終了後にロープレができる仲間も得ています。
とはいえ、3年間の実務経験を振り返り、実践での相談者との関りを振り返ることができるのは、養成校修了者に勝るアドバンテージです。キャリアコンサルティングを体系的に理解するには十分な経験を積んでいるはずです。試験に備え、準備をしましょう。
合格率を見る限り、CC協議会での受験を選択した方がよさそうですね。


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【チェックポイント②】日程・会場
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<【違い②】日程・開催地域>を参考に、現実的に受験可能な機関を判断しましょう。


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【チェックポイント③】取得後のことを考える
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<CC協議会>

国家資格取得後、キャリアコンサルタントとしての上位の技能検定を目指される方は、こちらの試験機関で受けることをお勧めします。
キャリアコンサルティング技能検定1級2級の試験機関はCC協議会だから、です。
合格すると、5年以内の国家資格キャリアコンサルタントの更新講習が免除されます。ただし、技能検定2級の合格率は15%前後で推移しており、難易度は高めと言えます。

更新講習を受けずに2級にチャレンジし続け…合格できずにギリギリで更新講習を詰め込みまくる、ということにならないように。。。

※更新について
国家資格を取得したら、5年ごとに更新が必要となります。更新には、更新講習と呼ばれる「知識講習8時間以上」「技能講習30時間以上」を受けなければいけません。継続的な自己研鑽のため、講習受講は有効ですが、費用も時間も要します。


<JCDA>
前述の通り、JCDAはキャリアカウンセラー資格としてCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格の認定を行っています。で、その資格認定の養成講座を開催しているのが、株式会社日本マンパワー。

マンパワーの養成講座を受講された方は、国家資格キャリアコンサルタント試験に合格と同時に、CDAの資格取得も可能となり、2つの資格を得ることができます。また、JCDA会員として登録・入会することで、全国ネットワークを持つことができます。
※マンパワー養成講座終了後、CC協議会の試験の合格でも可

このような背景から、日本マンパワーの養成講座を修了者はJCDA受験を選ばれる方が多く、また、実技試験内容がCDA資格の評価基準にも沿う内容になっていると考えられます。

※更新講習について
日本マンパワーの養成講座を修了した方は、マンパワーの更新講習を受講するとき、割引を受けることができます(一部割引対象外の講習あり)


<ネットワーク形成について>
キャリアコンサルタントには、資格取得後の継続学習、自己研鑽が求められます。また相談者の利益のための最大限の努力として、他の分野・領域の専門家の協力を求めたり、スーパーバイズを受ける必要があります。
これらは、キャリアコンサルタントが一人で自立、完結できる仕事ではないことを意味します。

どの養成講座を選ぶかが、その後のネットワーク形成に影響することは間違いありませんし、まずはそこで出会う同志との関係構築からネットワーク形成の一歩が始まります。

ただし、どの養成講座終了でも、また、実務経験資格でも、国家資格キャリアコンサルタント資格取得者が参加、登録できるコミュニティ、ネットワークは現在地域的にも、全国的にも多種多様に存在しています。

そのお話はまた別記事にて。


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【チェックポイント④】試験の傾向から考える
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<CC協議会>
実技90点以上が合格基準で、平均点が取れればギリギリ合格。
・・・というのがこれまでの傾向で、毎年上下するものの、今後も大きな変化はないように思います。
ほとんどの人がぎりぎりで合格していて、ほとんどの人が、ぎりぎりで不合格。1,2点が明暗を分ける。そんな現状が伺えます。十分な得点での合格を狙いたいところですね。
実技の合格率の変動が大きいという特徴があります。

<JCDA>
JCDAは、論述の平均点が高い傾向にあります。CC協議会とは出題形式が大きく異なり、過去問からの対策がしやすいかもしれません。
合格率は安定しています。


まとめ

国家資格として、試験機関によって「違い」が小さくないことは疑問に感じる部分ではありますが・・・

最後に
1.どちらの試験機関で受検するか決めて、実技対策にかかりましょう。

2.受験する試験機関の受験経験者、合格者からアドバイス及び指導を受けるようにしましょう!!キャリアコンサルタントとして求められる能力、出題範囲などはもちろん同じですが、試験の出題、評価傾向には見逃せない違いがあります。

3.どちらの試験機関を選んだにせよ、相談者の利益になるキャリアコンサルティングであること、に変わりはありません。何のための資格取得なのか、目的を見失わないようにしましょう!!!


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これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/