【キャリコン試験対策】「1級技能検定」でまとめて対策!<第9回第5問の選択肢に出てきた内容②社会認知的キャリア理論>
当ブログでの過去問の取扱い方について
1級学科試験問題は、5択。適切(不適切)なものを1つ~2つ選びます。
なので、まともに取り組むと、間違った記述を相当数目にすることになり、効果的ではありません。
当ブログでは、過去問で扱われる事項をすべて「正しい記述」「これが認識できていれば正当できる内容」に変換して記載することで、正しい知識のみを印象付けることに集中します。
※====で挟まれた文章が過去問で扱われる部分
また、キャリアコンサルティングは、「実務」です。実技で活かすイメージをすることで、「実技に活かせる知識」としてストックすることを目指します。
基盤は三者相互作用の理論
ー出典:JIL資料シリーズNo.165ー
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「人」と「環境」と「行動」の相互作用によってキャリア選択の意思決定がなされる、三者相互作用の理論を基盤としている
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三者相互作用の理論は、バンデューラ先生が唱えました。
「環境」を「人」がどう捉え、「行動」するかで「環境」が変化する。
同様に、「環境」は「人」の「感情・思考」や「行動」に影響を及ぼす。という考え方です。
イラストでは、求人倍率が高く就職難という「環境」を「人」がどうとらえるかで、「行動」や「環境」に変化が起こることを表しています。
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環境:求人倍率が高く就職難
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人:①逆境だからあきらめよう
②逆境だからこそ自分らしさを強みに!
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行動:①あきらめ、就職確率DOWN
②就職活動へ、前向きな行動変容
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環境:①求人倍率が高く就職難(変わらない)
②就職確率UP(変わる)
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ということですね。
注目したのは「認知」
理論名に「認知」と入っているので、当然、「認知」に注目しています。
「認知」が変われば「行動」が変わり、「行動」が変われば「環境」が変わる可能性があるからです。
そしてその「認知」に大きく影響するのが「学習経験」と考えています。
出ました!学習!バンデューラ先生~クルンボルツ先生周辺ですね。
学習経験により自己効力感(実行することができる)が向上し、結果期待(実行したらどのようなことが起こるかを予測できる)ようになります。
自己効力感、結果期待については、次回に記述します。
※選択肢の1つは、自己効力感に関する記述でした
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これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/