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オカルト作法

筋金入りのオカルト好きである。こういう時にマニアと言わないのはマニアという程詳しくないからだ。好きなところだけつまんで遊んでいる。インターネットが使えるようになって怪談の収集は捗るしUMAとかUFOとかの特番を逐一録画して同じ動画を見るのも楽しい。noteだって禍話を見るのが主なんだし。

そのnoteは恐らく私が見た記事とか私が書いた記事の内容に沿って「今日のあなたに」という項目を更新しているのだと思うのだけれど、怖い話やグルメやインドなど心当たりのある内容に加えてちょくちょくスピリチュアルな感じの記事を紹介してくるのは何故なのだろうか。スピリチュアルって割と目に見えるものだと思うのだが。

オカルトとは日本語に翻訳すれば秘匿学である。対してスピリチュアルは利益が先に来る。仕組みこそ隠されているかもしれないが何かいい事があるよというから人々はパワースポットに通いブレスレットを身に付けるので、呪いのアイテムの再現性を求めて集める人間とは明らかに違う筈だ。オカルトはあるのかないのかわからないぐらいが面白いのである。

オカルトがブラックボックスであるのはその性質上仕方の無い事だがスピリチュアル側の人はオカルトに組み込まれていいのだろうか。いつかAIがそのブラックボックスで見えるものと見えないものを分けてくれるようになるのだろうか。なんかちょっとへにゃっとしちゃうんだよな。

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