メンタルダウン時の対処

この文章を読んでいると言うことは、読者自身に何らか不調を感じ、助けを求めている状況かもしれない。少なからず、私自身は何度か経験があるわけで、最初に断っておきたいことは、
「独力で解決は出来ない」
ということ。周りから「めっちゃメンタルつよいよね」と良く私は言われるが、決してそんなことはない。専門家のサポートを受けることだってある。

メンタルダウンする瞬間、自らの「心」「身」が不調和に陥る時であり、その対処法としてはいくつかのコツがある。まず、自分の感情や思考を客観的に観察すること。感情に振り回されず、冷静に問題を分析し、解決策を見つけることができる。そのため、平素から日常生活でのストレスを軽減するための取り組み、つまり「備え」があると良い。しかし、現代社会では定期的な運動やリラックス法を取り入れる余裕がない場合のほうが多いかも。

ただし、自己療法には限界がある。専門家の支援が必要となるケースは多い、特に初期ではその判断が難しい。「ちょっと休めば」や「いずれ忘れる」など。

確実に言えることは、メンタルヘルスの専門家やサポートグループに参加すること。「より」効果的な対処法やサポートを得ることができる。さらに、身近な人とのコミュニケーションを大切にし、感情を共有することも重要だ。孤立感や孤独感が深刻化すると、メンタルダウンのリスクが高まる。メンタルの問題は複雑なので。

自身が危険を感じるべき瞬間とは?
メンタルの不調が日常生活に大きな影響を与えるときだ。睡眠障害、食欲不振、無気力などの症状が持続し、ストレスを理由に飲酒量が急に増えたり……
などなど、生活の質が低下する場合は、早急に専門家の診断を受けるべきだ。セルフコーチのスキルがある人でも、自らの限界はあり、強制的な休養など、平素とは違う「治療」を意識することは重要と考える。また、自傷行為や自殺念慮が多少でも現れた場合は、直ちに支援を求める必要がある。メンタルヘルスの問題は放置することが復帰や治癒を大きく遅延させる。心の傷は見えないだけに深い。

早期に適切な対処を行うことが重要です。