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ぷらっと鎌倉  ~思い出旅


これは2年くらい前に鎌倉へ行った時の思い出。
初めての鎌倉でした。
行ってみると見どころはたくさん、そして街の空気感も魅力です。
その中で私の心に残っている場所をいくつかご紹介します。

①由比ヶ浜

街から海が近いって、それだけでも魅力。
それが旅先の海ならまた格別です。

この日の空は曇り。
今にも小雨が降ってきそうな灰色の空。
その雲間から光の束が海へ流れ込んでいました。それが上の写真。
そして雲間から漏れ出る光が雲を輝かせていました。
雲が風に流されて、空の色が刻一刻と変わります。
真っ青な海と空もいいけど、こういう色の海と空もまた良し!です。

由比ヶ浜

②鎌倉大仏

高徳院にある国宝・銅造阿弥陀如来坐像。
”鎌倉大仏”として親しまれています。高さは11.312m。
創建当初は大仏殿の中に安置されていたものの、度重なる天災で倒壊し
室町時代からは現在のような露座になったそうです。

空に向かってそびえる大仏様を見ていると、なんだか心が和みます。
少しうつむきがちなご様子が、下から話しかける人の言葉に
耳を傾けているように思えます。
何百年も前から、たくさんの人たちの声に耳を傾けてきたのかも。
祈りの声も、声なき声も。

鎌倉大仏

③江の島

元気があればぜひ島内をぐるりと回ってみることをお勧め。

少し歩きますが、展望台は本当に眺めがいいし、ゆったりしたソファでくつろぎながらリゾート気分が満喫できます。
名物たこせんべいもおいしいです!

相模湾の眺め

そして島内のいたるところに神社があります。
江の島最奥部にある洞窟「江の島岩屋」では、弘法大師や日蓮も修行したといわれ、洞窟の奥には龍神の姿もあります。

こちらは奥津の宮の隣にある龍宮。
岩屋洞窟の真上に鎮座しているそうです。
迫力満点!なんだかご利益もありそう。

龍宮(わだつのみや)

④長谷寺

花の寺として有名な長谷寺。
木彫仏としては日本最大級の十一面観音菩薩立像(長谷観音)をご本尊としています。
私が行った2021年は御本尊造立1300年記念ということで、「御足参り(みあしまいり)」が毎日実施されていました。
御足参りとは、その足先に触れてご縁を深めることのできる参拝のこと。
まだコロナの影が色濃く残っていたころで、感染症予防のために記念授与品の手拭いを通じて御足に触れるというものでしたが、感慨深いものがありました。
例年は12月18日の観音会にのみ行われているそうです。

境内に「海光庵」というお食事処もあるのですが、ここもお勧めです。
由比ヶ浜が見渡せ、コーヒーでも飲みながらゆったりとしたひと時が味わえます。

海光庵からの眺め

何度でも訪れたくなる、鎌倉はそんな街でした。

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