1713年、アン女王時代に締結されたユトレヒト講和条約を記念して製作された銀メダル。2種類あって直径約35mmの小型銀メダルと約59mmの大型があります。どちらもデザインは同じ路線で表現が若干異なっています。

オモテ面はアン女王の堂々とした左向きの姿。画像は大型銀メダルです。メダルなのでかなり彫りは深いです。重さは約78gありますので持ってみるとズシッと感がありますね。

アン女王のメダルはかなり種類があります。このユトレヒト条約はかなり好みですね。

髪の毛や衣装なんかも良い状態で残っていると思います。

ウラ面はブリタニアが登場します。オリーブの枝と槍を持ってますね。大型では画像のような感じで座っていますが、小型は立像タイプです。
左側には帆船、右側には農夫の様子が見えます。この都市景観っぽい要素もあるところが好みなんですよねぇ。

よく見てみると、右側にも帆船あるんですよねー。
農夫が種を巻いている姿もよく彫られていると思います。

左側には帆船が3隻あります。よーく見るとカヌーを漕いでいる3人組がいるんですよねー。このちょこまかしているヒトの様子を彫られている感じがいかにも都市景観度を上げている感じがします。

左右を細かく見て都市景観感に浸った後にブリタニアを見ると、これはイギリスのメダルだったなと感触を戻してくれます。

このブリタニアは見る角度によって、かなり目線が合ってきますw。

1713年のコインがかなりキレイな状態で保存されているのがオドロキですねぇ。アン女王時代の誰かが触っていたモノを今現在も触れることができるというロマンですなー。