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1772年 ニュルンベルク都市景観 銀メダル (1772 Nurnberg silver)

気になっている都市景観です。
ニュルンベルクで飢饉?があったためか、飢餓終焉のために作られた銀メダルらしいです。

ヒトの叫んでいる言葉がそのままワードとして彫られているデザインで、なんちゅー個性的な!と、ずっーと気になっていたんですよね。
人々が飢えてしまっているため、空に向かって懇願しているようです。飢饉で凶作だったため天に向かってお祈りして作物ができるように!といった感じですね。
倒れているヒトもいるので、飢死でもしたのでしょうか…。切実な様子が伝わってきます。

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反対面は、穀物のある肥沃な風景の上にある明るい太陽の元、村人が収穫している様子が描かれています。
刈り取った穀物を荷台に載せ2頭の馬?に引かせている村人の様子も見えます。飢餓を脱した様子ということでしょうか。飢餓に陥る前の元々の風景でしょうか…。いずれにしてものどかな様子が伝わってきます。

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都市景観は好みのコインですが、特にヒトの様子が彫られているモノに惹かれますねぇ。

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