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ダブルデッカーと呼ばれる二階建てバス。

2022年のコメント
 昔うちに、このバスのミニチュアがあった。なぜか自分がそれに乗ることになるとは、思ったことがなかった。
 いま、そのバスに乗ったときのことで印象に残っている二つのことがある。一つは、若者はたいてい、即2階への階段を登る。高齢者には無理そうな急な階段。も一つは、ベビーバギーの上げ下ろしは、乗り合わせた若い男がごく自然のこととして手伝う。

2010/1/27
世界最高の運転技術!
 
ロンドンのバス運転手の運転技術はすごい! 
あの大きな車体を、こともなく操る。
交差点では、歩道に突っ込むようにしながら、ハンドルを切る。
私は世界一の運転技術と思っている。
ロンドンのバスって、いったい何台あるんだろう。
次から、次へと、あの大きな車体が、道を行き来する。

バスラッシュをものともせずに、自転車がすり抜ける。ロンドンでは、不思議と「ママチャリ」は見ない。みな、サイクルヘルメットを被って、スポーツタイプの自転車に乗っている。おしゃれな女性も、交通誘導員のような黄色蛍光塗料がペイントされたジャケットを着ていることが多い。


日曜日、地下鉄がノーサービスの時は、代替バスが地下鉄の駅を巡るのだけれども、この日乗ったバスは、年代物だった。きっと、車庫にあるバスは総出なんだ。このために古いバスを整備して、保管してあるに違いない。
このバスにはドアがなく、車内に電気に関する設備は全くない。たとえば行き先を示す電光板も、降りる意志を示すボタンも……。そして、ものすごいエンジン音で、走る。
最後部にある乗降口には、ドアがないので、乗客の安全のためか、車掌さんが二人立っていて、
次の停留所を、大声で叫ぶ。
二階建てじゃなく、蛇腹で二台つないだバスもある。
この運転も神業、どうやって交差点を曲がるんだろう。ここは、オックスフォード・サーカス。 

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