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僕が「今日からアクセスを稼ぐのやめよう」と強く推薦する理由

「アドセンス広告では稼げない」

アドセンス広告は1PVおよそ0.1〜0.3円。

が、これをアドセンスで稼ごうと思ったら、1PV0.3円だったとしても月間766,666PVが必要になります。

月間76万PVのトッププロブロガーになって、新卒の給料です。

非現実だと思いませんか?

アフィリエイトも同じです。

例えば販売価格5,000円で報酬額が3,000円の商品をアフィリエイトするとします。

購入率を一般的な0.1%(1,000人に1人)と仮定すると、23万を稼ぐには月に76人に買ってもらう必要があるから、76,000PVは必要になります。

アドセンスよりは稼ぎやすく見えるかもしれないですが、そんなことはありません。

アドセンスはアクセスを稼げば良いですが、アフィリエイトは購入してくれる見込みのある人が検索するキーワードでアクセスを集めないと意味がありません。

なぜなら、興味のない人を集めても買ってくれないから。

そして当然、そんなキーワードはレッドオーシャン。ライバルだらけ。

もしも100PVに1人が買ってくれるキーワードがあったとしても、そもそも上位表示できないから7,600PVも集められません。

たとえセールス力を身につけても、そもそもセールスの段階以前の問題。
どう考えても、無理ですよね。

つまり、、、低単価商品である以上、絶対に稼げない。

あまりにも当たり前すぎる事実ですが。

結果、選択肢は3つに絞られます。

①プロブロガー並みのアクセスを集めて、アドセンスで稼ぐ
②トップアフィリエイターになる
③高単価商品を売る

あなたはどの道を選びますか?

多くの人は、何のしがらみも感じず(他人に自分を評価されることなく)、ひとりで安定して稼ぎ続けられて、今よりももう少し自由な時間があって、30歳以降も将来の不安に駆られずに過ごせるようになりたい。

ブログならそれが叶うと思ったから。実現できると思ったから。

だから、ブログを始めたのではないでしょうか?

終身雇用の時代は終わり、人生で数回の転職は当たり前。

でもその転職がうまくいく確率もどうやら低いらしい。
(人間関係など、職場環境が良いかはもはや運)

ひとりで稼げる選択肢を持とうと考えるのは、ごく自然なことだと思います。

ひとりで稼げるようになれば、他人に自分を評価される精神的な不自由もありません。

毎日8時間以上を拘束される時間的な不自由もありません。

お金を稼がないといけないから嫌味な上司の横暴に耐える、なんて必要もありません。

だからこそ、本気でビジネスをするのであれば、アドセンスもアフィリエイトも選ぶべきではないと僕は考えています。

なぜなら、まず、膨大なアクセス数が必要になるビジネスは不安定だからです。

アクセス数が必要になる程、Googleのアルゴリズムの変動に左右されます。

Googleというプラットフォームを使う以上、それはどうしても避けられません。

突然検索順位が落ちてアクセスが来なくなり、収入源が一瞬で消えることもありえます。

実際、SNSをみると数多くのブロガーの阿鼻叫喚が何度も見られました。

Googleに対する愚痴が蔓延していますし、ストレスの溜まる環境のように見えます。

どう考えても将来安定して稼ぎ続けられる可能性は低いですし、自由とは程遠い状態です。

ブログの更新の手を止めたら収入が減る環境は、あまり選びたいとは思えませんよね。

プラットフォーム依存のビジネスには自由も安定性もない。

そう考えると、アフィリエイトも怖いです。

ASP、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトといった仲介業者を必ず挟む。
Googleの順位変動の影響もモロに食らう。

常に仲介手数料が取られるから、単価は低くならざるを得ない。

報酬額の変更も企業側に委ねられている。

売り上げの中心を担っていたアフィリエイト案件が突然終了になった!という嘆きの声もSNSには溢れていました。

また、レッドオーシャンの戦いで、常に疲弊し、自由を感じられていない人ばかり。SNSでは他のアフィリエイターの誹謗中傷をしたり、足の引っ張り合いは日常茶飯事です。

まとめると、
・プラットフォーム依存のビジネスは危ない
・アクセス数重視だと、プラットフォームの影響をモロに受ける
・仲介手数料が取られると単価が下がるので美味しくない
・紹介案件が突然消えても、自己責任

結論、プラットフォームに依存せず、自分の力で「高単価商品」を売るのが最も安全な道だと考えられます。

ですが、
「自分が高単価商品を売る?想像ができない、、、。」
と思う人がほとんどではないでしょうか?

そんな場合は、とにかく、セールス・ビジネス・マーケティング関連の書籍を読み漁ってみて下さい。

僕が読んだ本の一部をいくつか列挙すると、以下の通りです。

・セールスライティング・ハンドブック
・感性価値を創るマーケティング
・不変のマーケティング
・小さな会社 儲けのルール
・失われた「売り上げ」を探せ!
・現代広告の心理技術101
・マーケット感覚を身につけよう
・沈黙のwebマーケティング
・図解 実践マーケティング戦略
・御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?
・買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則
・勝手に売れていく人の秘密
・そのネット集客はいますぐやめなさい!
・100円のコーラを1000円で売る方法
・ドリルを売るには「穴」を売れ
・「好き」を「お金」に変える心理学
・市場独占マーケティング
・なぜ「戦略」で差がつくのか
・孫社長に叩き込まれたすごい「数値化」仕事術
・利益が見える戦略MQ会計
・通販マーケティング 売れるチラシ入門
・エピックコンテンツマーケティング
・爆売れコピーの全技術
・売れるもマーケ 当たるもマーケ
・Webコンテンツマーケティング
・10倍売れる人の文章術
・ある広告人の告白
・戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則
・シュガーマンのマーケティング30の法則
・ゲームのルールを変えろ
・ベネフィットマーケティング
・小さな会社 ネット集客の鉄則
・ザ・コピーライティング
・儲かるブログの書き方講座
・10倍売れるwebコピーライティング
・究極のセールスレター
・オンラインコピーライターズハンドブック
・売れる会社のすごい仕組み
・SNSマーケティング
・1回きりのお客様を100回客に育てなさい!
・A41枚アンケートで利益を5倍にする方法
・選ばれ続ける必然 誰でもできるブランディングの始め方
・見込み客リストの集め方・使い方
・500件の見込み客リストを無料で集める最強の仕組み
・コンサルタントの経営数字の教科書
・なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?
・パーミッションマーケティング
・エニアグラムセールス
・デジタルマーケティングの実務ガイド
・ワーク・シフト
・成功はすべてコンセプトから始まる
・マーケティングとは組織革命である
・確立思考の戦略論
・USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
・稼ぐ言葉の法則
・「売り方」の神髄

ここまで読むと、確信できることがあります。

それは、人を集めるよりも売る方が100倍楽だということ。

企業が抱えている問題は、常に集客です。

だいたい、売る能力はどの企業にもありますが、人を集めることができません。

中小企業が大企業に勝てないのは、常に資金の差による集客力の違いです。

セールスよりも圧倒的に集客の方が難しい。

ビジネスの世界では常識のことでした。

ですが、ブログで稼ごうと思う人は不思議なもので、集客の方が楽だと思っています。

稼ぐより前に、記事を書いてアクセスを集めることを考えています。
不思議ですよね。

セールスはどこか敬遠されています。

人に何かを売りつけることに抵抗があり、悪いことのように思えるようです。

そもそも、自分には商品が売れないとも思っています。

ブログで稼ぐ人の多くは、セールスよりも集客が楽だと思っています。

ですが、実際は集客の方が圧倒的に難しい。

だから、どう考えても上手くいかないわけです。

企業だって上手くいかないのだから当然ですよね。

個人が稼ぐなら、アクセスを増やす戦略は修羅の道です。

特に現在は誰もがその道を選ぶから、よりレッドオーシャンです。

であれば、みんなが嫌うセールスを磨いた方が、圧倒的に稼ぎやすいのではないでしょうか?

だから僕は、「アクセスを稼ぐのをやめよう」と強く推薦しています。

「いかに1アクセスの価値を上げるか」にこだわるようにすることをオススメしています。

ビジネスとセールスを勉強するのはもちろんですが、特にマーケティングスキルを身につけることにこだわって欲しいと伝えています。

マーケティングの役割は主に3つあります。

①消費者価値を引き上げる
②商品を広める(価値を伝える)
③極力、セールスを不要にする

もしも、価値のない商品をセールス力を駆使して売りつけたらどうでしょう?
それは悪徳商売の何者でもないですよね。

だから、高単価商品を売る以上、提供価値も引き上げる必要があります。

どんなに素晴らしい商品を作っても、売れなかったら意味がありません。

そして、商品の価値に気づいてもらえなければ、誰にも買ってはもらえません。

だから、商品を広める(価値を伝える)必要があります。

人は、売り込みを嫌います。

せっかく素晴らしい商品を作っても、セールス(売り込み)を嫌われてしまったばかりに、商品が売れないのはもったいないことです。

だから、極力セールス要素を減らして、お客さんにストレスなく商品を手にしてもらう努力をする責任が、売る側にはあります。

だから僕は、高単価商品を売るためのマーケティングスキルを極めることを強く推薦しています。

ブログを半年も続けられる人は、なかなかいません。

考え方が違うばかりに、「ブログでは稼げない」と挫折する人が後を絶ちません。
とてももったいないだと思いませんか?

実際は、ブログでは稼げないのではなく、そもそもの稼ぎ方が無謀なだけです。

今回のお伝えしたかったのは、

・アドセンスやアフィリエイトで稼ぐのがいかに修羅の道かということ
・実は、集客よりも商品を売る方が100倍簡単だということ
・1アクセスの価値をいかに高めるか?が重要だということ
・そのために、マーケティングスキルが必要だということ

です。

少しでも、あなたの見え方が変わっていれば幸いです。


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