アバキット v1.1.9 アップデート

AvaKit v1.1.9 アップデートです。前回のアップデートで行った「自動まばたき」に関する追加機能、HANA Toolとの連動性改善、その他のバグ修正を行いました。ユーザーの皆様のフィードバックは、より良いAvaKitを作るために大きな助けになります！

新機能：まばたきに関する詳細機能(まばたき間隔、二回まばたき)

まばたき間隔設定
「まばたき間隔」はアバターの目が自動的にまばたきする「平均間隔」を意味し、「秒」単位で設定されます。より自然な動きを実現するために平均概念を使用し、約80%の確率で設定した間隔で動作します。それ以外の確率の場合、±2秒の範囲内で動作します。（ex.6秒間隔：80%の確率で6秒に1回まばたき動作、20%の確率で4~8秒の間にまばたき動作）

二回まばたきの設定
「二回まばたき」はアバターが二回連続して目を閉じたり開いたりする機能です。より自然な動きを実現するために、人が目を瞬きする様子を参考にした機能です。0%に設定すると常に1回だけまばたきし、100%に設定すると常に2回まばたきします。

改善機能：HANA Tool 連動

ブレンドシェイプ(Blend Shape)データを調整するために使用するHANA Tool(開発者：くに屋)との連動を確認しました。HANA Toolを使用してVRoid Studioアバターのパーフェクトシンク（フェイシャル）用のブレンドシェイプを適用する際、AvaKitで一部問題が発生する場合があり、今回のアップデートでその問題を改善しました。

その他のバグ修正

• 一部のアバターがAvaKitにアップロードされない現象修正

• 一部のアバターで発見されたアバターファイルのロード時に発生したサイズエラーを修正

Mac OS アップデート案内事項

Q. なぜ現在Windowsのみアップデートが行われているのですか？

アバキットは現在v1.1.3アップデート以降、MacOSに対応するリリースが行われていません。アバキットはトラッキングのためにデバイスのカメラの「権限」を要求する必要がありますが、MacOSのセキュリティの特性上、一般的なプログラムは権限を受けることができず、Appleから公証を受けたプログラムのみ権限要求が可能です。

これにより、アバキットはAppleに一定の料金を支払って公証を進めてきましたが、v1.1.3アップデート以降、Appleの公証ポリシーが変更され、現在、そのポリシーに基づいて公証を進めようとしていますが、多少時間がかかっています。もう少しお待ちいただければ、より良いバージョンで戻ってきます。