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石の上にも三年の話。

いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は『石の上にも三年』について、私なりの考え方を書いてみたいと思います。

 皆さまは勿論ご存知だと思いますが、「石の上にも三年」を分析した事はありますか。 そりゃ有るよバカにするな!と言われそうですが、私なりの考察を書いてみたいと思います。

新しく会社に入社する、新しい部署に配置転換する、転職する、など、ゼロからのスタートになったり、新しく何かを覚えたりということで意気揚々と物事を始めた場合、”石の上にも、、”と言われますね。
私の場合、昔の考え方なので、石に齧り付いてもやり遂げるのだ!と、精神論で叩き込まれました。

では、なぜ、三年も石に齧り付かなければいけないのかということを具体的に考えたことは有りますか。 そして、説明できますか。

ある時、真剣に考えてみました。
三年、、1,095日、、26,280時間 寝ずにこれだけの時間です。
さて、これを会社勤めに置き換えてみましょう。
週休2日、連休を考えず、一日8時間働くと、年間で平均で48週間、240日、約1,920時間になります。そして、その道のプロや専門家を目指していく。

あれ?何か違和感ないですか。

三年間=1095日=26,280時間
会社勤めの三年間=240日=1,920時間。

これが諺の云うところの三年なのでしょうか。
脇目を振らず、休まず、寝ずに齧り付いても、、の三年なのでは?

職人さんの世界では10年やって、やっと一人前と言われます。
でも”本当の一人前”では有りません。
1日8時間の1,920時間をやっていたら15年かかります。

どんな仕事でも、それなりのエキスパートを目指す人はダラけた1,920時間の時間軸ではやっていません。 大体が ”寝る間を惜しんで” 何らかの勉強や修行をしています。 そして、苦労したと言わず、涼しい顔で一人前の称号を手に入れています。 また、その三年を短縮するために並々ならぬ努力をしている人が多く居る事も知っています。

これの差の事を早く知り、切磋琢磨する事が重要なのではないのでしょうか。26,280時間を基本にしてしまうと寝る時間が無くなってしまうので死んでしまいます。では、一日8時間を睡眠時間に充てた場合、17,472時間を目指す時間に使えることが出来ます。

つまり、何も目的を持たない1,920時間と、目的を持って死ぬ気で頑張る17,472時間 同じ三年の使い方で、この差が出てくるという感じです。
または、それこそ、寝る間も惜しんで、、という風に考えれば、期間が短縮できます。

 私の場合、自分では頭が悪く要領が良くないと思っているので、何かをするときには『人と同じ事をしていては全くダメ』『人の倍努力して普通』『それ以上になりたければ3倍を目指す』という基本的な頭の構造になっています。

同じ三年間でも
 1,920時間の時間軸と17,472時間の時間軸で考えるという事です。

そうすれば大抵のことはプロになります。

 私の学生の頃、極端に頭の良い子と悪い子が混在しているような学校でした。その頭の良い子たちの何割かは校内でバタバタ倒れていました。
当時はヒョロい奴らだなと思っていましたが、今思えば人知れず思いっきり睡眠時間を削り、勉強していたんだな。結果、楽勝で一番の難関校に進学していきました。

私? 体力だけは人よりは持ち合わせている、頭の悪い方です!(笑

『好きこそものの上手なれ』という言葉も好きです。
そもそも好きじゃないと興味が湧きませんし、それを追求することも考えません。

上手く表現出来ませんが、上記のような捉え方で人生を走り抜けてきました。
今からの時代には、何も役に立たないお話かも知れませんが、飲みに行ったときにシリアスに話すと女の子から、、、

うざっ。と小声で言われます(笑
チリやホコリのような軽い自尊心に「くわばら くわばら」と唱える私。

今回もお読み頂き感謝します。有難うございました。


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