見出し画像

J.T.Baker®ウイルス不活化溶液

mAbs精製プロセスでは、タンパク質生成後、残留ウイルスを除去するためにウイルス不活化が必要です。使用しているウイルス不活化溶液は、小規模から大規模のバイオ医薬品企業、C(D)MOおよびバイオシミラー関連のパイロットプラント、スケールアップ、商用生産でご利用いただけます。この記事では、J.TBaker®ウイルス不活化溶液をご紹介します。本製品は近時、欧州委員会によって使用が提案された製品を代替するものです。

Avantorのイノベーティブな新製品、J.T.Baker®ウイルス不活化溶液は、バイオ医薬品および血漿製剤治療でのタンパク質補足工程の前に洗剤ベースでウイルスを不活性化することを専一の目標として開発されたものです。この溶液は、少ないタンパク質反応性不純物、低粘度、一般的なダウンストリーム処理と適合するように最適化されており、複数の添加方法があるため、大規模工業用バッチの開発が可能です。それだけでなく、易生分解性の環境に優しい製品であり、アルキルフェノールエトキシレートを含まない非イオン性界面活性剤で処方され、EU REACH(化学品の登録、評価、認可および制限)に準拠しています。

製品の特長
• 高純度、バイオバーデン・不純物検査済み
• 効果的にウイルスを不活化
• ダウンストリーム処理で容易に除去でき、1ppmまで検出可能
• 非発泡、低粘度、すぐに使用できる溶液タイプ - 準備時間を短縮
• 低生態毒性、易生分解性、低環境負荷
• 0.1µmフィルター液
• 貯蔵温度:16~ 24°C
• 貯蔵寿命:12ヶ月

仕様テスト結果

製品仕様

関連リンク
• 製品情報ページ - ショートカット

ウイルス不活化溶液など、バイオ医薬品業界をリードするAvantorの最新溶液の詳細については、当社Webサイトをご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?