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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

原題: Godzilla: King of the Monsters
監督:マイケル・ドハティ
製作国:アメリカ
製作年・上映時間:2019年 132min 
キャスト:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、サリー・ホーキンス、渡辺謙、チャン・ツィイー

 映画批評家と見終わった観客との感想に溝があるということで、一人では択ぶことはなかった作品を観た。
 世代や趣味も関係して私はこの作品他は「シン・ゴジラ」しか観ていない為、ゴジラファンの方々からするとかなり的外れな感想であることをお断りしておく。

 あまりに何も知らない為、概略だけでもとWikipedia以下引用:
『1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている。

 帰宅しここを読み、ずっと観終わってからの消化不良が収まる。
 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の中であまりに安直に『核』が扱われることが不快でならなかった。
 ゴジラは華々しい世界デビューではなく、日本で作られていたゴジラとはもう別物と捉えた方が良いのかと感想。

 フィクションとはいえ、特務機関・モナークの幼稚さと身勝手さ、相変わらずの渡辺謙の英語の下手さ。中国資本が入るとこうなるのね、の典型。
 長い132分拘束だった。
‐☆

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