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8:再訪のおすすめ

 これまでに二回訪れた場所は少ないので力説は出来ないが、春のDublinがそうであったように二度目の訪問地では土地勘よりも精神的余裕が視野(行動も含め)を広げる。
 Mauiを二回目の訪問地とした理由はハワイ島よりも大きさ(=移動)が手頃であることと前回見損ねてしまった 『silver sword 』を単に見るだけではなく「観察」すること。
 事前に調べ尽くして訪問しない旅行が好きな為に、帰国後振り返るとかなり取りこぼしが生まれる。それでも、取り零しがある方を良しとするのは、取り零さないようにと旅行目的がすり替わったことでひたすらスポット巡りが主になり時間に追われることを好まないからだ。どうしても見たい幾つかは押さえるが、後は運を神さまに任せて「その時にこころ動いた風景」を大切にする。刷り込みが入っていない分、写真よりもその風景は鮮やかに印象に残り続ける。

 前回と同じ滞在styleはつまらないので二度目のMauiはホテルではなくコンドミニアムを利用した。当初はリゾート地で食事の支度が入ることは嫌だったが、そもそもあまり外食が充実したお国ではないので考えようではコンドミニアムはアリ?と予約。
 先ず、連日休日の緩い時間を送っているので朝食時間の縛りがないことは予想以上に快適だった。目覚めたら、それからが朝食。これは国内での休日の過ごし方の筈だ。
 食事の準備等で悩む方がいらしたら、そこは案外とリゾート地の場合は負担にならずアメリカタイプのキッチンで遊ぶ感覚で紛れる。今、コンドミニアム選択を悩んでいる方がいらっしゃるなら旅行地域或いは旅行スタイルによってはお薦めする。
 日本で4000円近くするカリフォルニアワインも1000円以上はお安く手に入るばかりでなく、野菜不足は無理をせずともパパイヤを始めフルーツでたっぷり補える。スーパーも日本とは当然品揃えが異なり、また色が溢れている中、信じられないショッキングピンクのクリームが乗ったケーキに遭遇したりとアトラクション化していて短期滞在であれば苦痛にはならない。
 これも日本では出来ない生活なので期間限定であれば楽しい。*コンドミニアムによってはバーベキューが自由に出来る場を設けているところもある。勿論、材料を準備するだけで全てセッティング済み。


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