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3:ハレアカラ山頂へ

 雲の位置を確認して欲しい。ハレアカラ山標高3,055mのビジターセンター(標高2,969m)までこの舗装された道が続く。富士山を例のとってもこの高さまでこの道が続く背景は地盤の強さしか考えられない。山頂へ向かう途中、自転車で頂上へ行く人らともすれ違う。観光オプションによる車で途中まで運んで貰い「只下りを楽しむ」人たちとは違い自力で往復する人達だ。

        ドライブの途中、この中腹でも虹に出会う。

 一眼レフではなくiPhoneで撮ったハレアカラ山頂そしてクレーター。
 初めてのハレアカラ訪問は天候に恵まれ、息を飲む風景を目の当たりにする。映画「2001年宇宙の旅」のロケ地に択ばれた理由が説明を聞かずとも解る。原始に近い風景はこうだったのだろうかとその広大な風景に圧倒される。

 二回目のハレアカラは山頂へのドライブ途中も中々ガスが晴れず眺望は半ば諦めていたが、それでもガスがかかっていてもこれはこれで趣きを異にして見入ってしまう。ビジターセンターからの眺望では植物等は見えず、生き物の鼓動が聞こえない風景は飲み込まれそうな力がある。
 最後の噴火は1790年、それほど遠い太古の昔ではないのだ。ハワイは海のimageが多くの人が持つ最初かもしれないが、仮令トレッキングなど積極的にしなくてもハワイ島のマウナケアやマウナロア、キラウエアとハワイ諸島にある夫々の島の山の魅力は海と互角だ。


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