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彼女じゃないのにプロポーズとかしないでください①

夫と付き合うまでの事をお話ししようと思います。
ちょっと長いので何回か分けると思います。

前回の記事で夫と知り合った経緯と、気持ちを伝えられお断りをした事を書き起こしました。

告白を受けお断りをした後も夫との関係は変わらず連絡を取り合いつつ彼氏とも同棲をしていたのですが、いよいよ本命彼氏の存在が疎ましくなってきました。

思えば彼氏と付き合っている4年間程の間、普通に付き合ってる仲の良いカップルという状態を頑張って作ってたけど、「私、今「普通」してる!」と思う反面、これまで私のやり方で生きていた中で「普通」と思えない体験を知られたら一瞬で幻滅されて捨てられんじゃないかと言う怖さとか、「普通」の女の子になれなかった自己嫌悪とか、自分の感情に向き合うのが怖くて面倒臭くて、でも何で無理矢理にでも知ろうとしてくれないんだという彼氏の鈍感さや平和主義な性格にイラつく気持ちが募っていき、特に彼氏から何もされてないけどこれ以上「普通」の擬態をし続ける労力を考えると、私の過去の全てを知っていても好きと言ってくれる夫と比べてしまい、居心地の良さでは夫の圧勝でした。

普通の人に近付いたら私も「普通」に大丈夫になれると思って側に居たけど無理だった。
私がこだわる「普通」ってなんですかね。
波が立たない海面みたいなイメージですけど、水面の下はぐちゃぐちゃなのを皆頑張って静かな海の真似をしているのでしょうか。

「付き合って下さい」という要求を突き放したのに夫の事が好きになっていき、夫を好きになる分彼氏の嫌な部分を探してやっぱこの人って私好きじゃないわと夫と遊び呆けていました。

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