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ビストロ・ボンノ

横浜方面に泊りがけの出張をした際は、いつも横浜駅東口のとあるホテルを定宿にしている。ある時、ぶらぶら歩いていると、「徳島(前田農園)の食材を使った小さな食堂です」という看板が目に入ってきた。カウンターとテーブル数席だけの隠れ家のようなリストランテ。その時は予約で満席だったので、後日、念願を果たしました。これは徳島県民が、港ヨコハマで、徳島グルメを堪能するという note です(笑)。では行ってみよう!

ワイン

チリの白ワイン
確かソーヴィニヨン・ブランだったはず

まずワインリストを見て感嘆しまくり。赤も白も品揃えがいい。価格帯も、手頃なものから高級ワインまで、幅広い。これは予算に応じて選びやすい。目が点になったのは、カルフォルニアワインの最高峰がメニューに乗っていること。このお店の奥深さを知ってしまった・・・

Kenzo Estate
赤の「紫鈴(rindo)」と白の「あさつゆ(asatsuyu)」。この逸品は日本国内で、ごく限られた高級レストランでしか流通していません。日本人がナパバレーで経営するワイナリーで取れる極上ワイン。お高いけど、口に含んだ瞬間、幸せになれるワイン!

OPUS ONE
言わずと知れたオーパスワン。ナパバレーが誇る超高級ワイン。いつかこのボトルを自分で空けてみたい。そう願い続けています。これもなかなか入手できない逸品中の逸品。ワインリスト見たら「時価」って書かれてました。一本お幾ら万円やねん?!

徳島産の食材を使ったグルメ

畑の野菜グリルプレート

徳島の自社農園で育てられた無農薬野菜の数々。シンプルに調理されたものを岩塩で頂く。びっくりしました。ひとつひとつが甘くてジューシー。野菜に対する概念が変わります。白ワインと組み合わたら、相乗効果が抜群だった。メインディッシュにしてもいいくらいのボリュームなのに、ペロッといけちゃう。これ絶対に食べて欲しい!

阿波牛熟成ステーキ

見るからに食欲がそそられる。リブロースなんだけど、赤身と脂身のバランスが絶妙。噛むほどに肉の甜みが湧き出てくる。自家製ステーキソースも最高に良かったけど、次は岩塩とわさびで頂くつもり。200gなんて、あっという間に胃袋に消えてしまった。これも超オススメです!

阿波牛100%ボロネーゼ

締めはパスタで。ボロネーゼの概念が変わります。牛肉の旨味がしっかり引き立つ細麺をフォークでたっぷり口に運ぶ。ふりかけた粉チーズの香りと相まって、思わず笑顔になる。できたて熱々のパスタを一気呵成に食う。誰にも遠慮は無用。そんな自由な時間が心の底から楽しい!

すだちのシャーベット

「すだち」と聞いて食べない訳にはいかへんよね。ゆずでもなく、かぼすでもなく、俺たちの「すだち」。こいつを県外で頂くことなんて本当にない。徳島県民の魂に響くすだち。実にあっさり、上品なシャーベット。美味しゅうございました。

俺たちの徳島

横浜駅東口から徒歩5分

オーナーが徳島出身なんですね。だから徳島のテーストに溢れたグルメの数々。徳島の味を港ヨコハマで堪能できます。特筆すべきは値段。白を2杯、赤を1杯飲んで、上掲の野菜プレート、ステーキ、パスタ、デザートを頂いて、消費税込みで9,000円ちょっと。もちろん出張飯にしたら食い過ぎなんだけど、ここ横浜駅前近くの一等地よね? めっちゃリーズナブルな価格だと思う。関東在住の徳島県人諸氏よ、ビストロ・ボンノに行くべし!

上掲の写真はすべて
Shot on iPhone 13 Pro

注意

掲載した写真は、特に断りのない限り、すべて私が撮影したものです。目的の如何を問わず、無断使用、二次利用を禁じます。よろしくお願い致します。

The pictures shown here are taken by myself unless otherwise noted. Copyright is revered. No secondary use of the pictures are allowed. Thank you for your understanding.

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