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創作過程で読んだ本② ヨシタケシンスケ『日々憶測』

小松菜々子は昨年の夏から、今作『あわいにダンス』の創作に向けて継続的に読書会やオープンリサーチの場を開き、さまざまな本や人と出会ってきました。創作過程で読んだ本のいくつかをご紹介します。

ヨシタケシンスケ 『日々憶測』 光村図書出版、2022年

「なんでこんな所にこんなものが?」に「こうだったらいいな」「こうだったらヤだな」 そんな風に日常を見つめ返すと憶測せずにはいられない。”本当のコト”なんてさして重要じゃないのかも? と言うか今聞いた話も、全部憶測の作り話なのかも?
ツアーコンダクターの人とこの本を読んで新長田を歩いてみました。何が本当で何が作り話かもう分かりません。

(小松菜々子)

小松菜々子(振付・演出)|ダンサー/振付家
自分自身を宇宙の地学的混合物の表出の一つととらえ、自分の身体と天体的構造の交換可能性をパフォーマンスする。心が動かされることや思考が振り付られることをダンスと捉え身体感覚の拡張をモチーフに作品を制作。今までに余越保子、山田うん、垣尾優、井手茂太、梅田宏明、森山未來の作品にダンサーとして参加 。自身の振付作品に『モザイク』@ArtTheater dB KOBE(Kobe, 2022)、『Border』@Aoyama Spiral Hall (Tokyo, 2019) など

▶︎『日々憶測』が登場するインタビュー回はこちら!


公演情報

dBアソシエイト・アーティスト小松菜々子 新作
『あわいにダンス』

日程:2023年2月4日(土)・5日(日)
集合場所:アトリエKOMA(兵庫県神戸市長田区駒ケ林町2丁目2−3
詳細は下記の記事をご覧ください。


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