2021年9月の1ヶ月間はモロッコのマラケシュに滞在していました。

マラケシュは内陸の街。

9月でも気温が40度を超える日も多く、あまりたくさん出歩くことはできませんでしたが、そんな中でも何度も足を運んだおすすめの場所や、「本当にすてき！」と思った場所をご紹介します。

日本からはなかなかまだ他の国に足を運ぶことが難しいかもしれませんが、異国の香りを楽しんでいただけると嬉しいです。

＜こんな方におすすめ＞
・モロッコならではの美しい雰囲気を堪能したい方
・居心地の良い場所でゆったり過ごしたい方
・見た目の美しさだけでなく、食べ物の美味しさも大事という方

1. モロッコのオーセンティックな美しさを味わいたいなら Dar El Bacha

一緒に旅をし暮らしているオランダ人のパートナーがモロッコについて間もなく、「素敵なカフェがあるみたい」と教えてくれ、行ってみたのがこちら。

お店が入っている美術館のような場所に入るだけでも入場料がかかるということで（と言っても200円くらいですが）一瞬躊躇しましたが、建物に足を踏み入れ、さらにお店について「この場所を見るだけでも価値がある」と感じました。

100年もの歴史があるというコーヒーショップ。
そんなに前からこんなに美しい場所があったのかしらと、モロッコの文化の奥深さを感じました。

わたしは普段コーヒーを飲みませんが（飲むと極度に眠くなるので）、ここでは（アイス）コーヒーもスイーツも本当に美味しく、飲み物は80ディラハムくらい（1,000円くらい）という、現地の物価から言うとかなり高めの金額でしたが（道端では4ディラハムでスープが飲めます）1ヶ月の滞在中、3度も足を運びました。

2. モロッコ的な美しい中庭でお茶を楽しみたいなら Palais Donab

こちらは先程のコーヒーショップを最初に訪れようととしたときにコーヒーショップが閉まっていたため近くを散策して見つけた場所です。

メディナと呼ばれる旧市街の中では比較的大きいホテルのようですが、カフェ利用もでき、大きなプールのある美しいお庭を見ながらゆったりとお茶をすることができました。

出てきたお菓子もとっても美味しかったです！

3. さらにアフリカっぽさを味わいたい方には Dar Cherifa

マラケシュには外から見ると味気ないけれど中に入ると華やかで美しいカフェやホテルがたくさんありますが、そんな中でも異彩を放っていたのがこちら。

他の華やかな場所とは違って、アフリカっぽさや土っぽさが洗練された大人の美しさを醸し出しているような場所でした。

入り口もかなり隠れ家っぽく、普段は貸切のパーティーなどにも使われているようでした。

4. マラケシュの街を眺めながらゆったりとした時間を過ごしたいなら Gafe des Epices

マラケシュ滞在中に最も足を運んだのがこちら。

小さなマーケットの前にある建物のルーフトップテラスからはマーケットや旧市街の様子、そしてお天気が良い日にはアトラス山脈（の端っこ）を眺めることができました。

わたしのお気に入りはここのカラマリタジン（イカのタヒン）で、滞在先から歩いて15分ほどと散歩にもちょうど良かったので二日か三日に一回はここで夕食を食べていました。

観光客向け価格ですが、それでも毎回二人で200ディラハム（2,600円くらい）でした。

ちなみにEpicesというのはスパイスのことらしく、同じ名前のカフェが旧市街の中にいくつかありました。

5. 伝統的なモロッコスタイルのスパを楽しみたいなら Le Bain Blue

こちらも一人で散歩に行ったパートナーが「良さそうなハマム（サウナ）があったよ」と見つけてきた場所。

中庭も美しく、さらにスパのスペースも「建物の中にこんなスペースがあるなんて！」と驚くような場所でした。

プライベートな空間でサウナや垢擦りのようなもの、そしてマッサージをしてもらい、とてもリラックス&リフレッシュすることができました。

6. モロッコの伝統的なホテルに泊まるなら Riad RK

これまではairbnbで1ヶ月間滞在する場所を借りてきましたが、「せっかくならモロッコらしいホテルに泊まってみよう！」と、モロッコ滞在の最初に宿泊したホテルがこちら。

リヤドと呼ばれるモロッコの伝統的な邸宅を改装した宿泊施設ですが、外から見た雰囲気と建物の中のギャップに本当にビックリしました。

モロッコに滞在される方はリヤドへの滞在を心からおすすめします！

（マラケシュを出る前に別のリヤドにも滞在し、そちらはさらに大きくて綺麗な場所でしたが個人的にはこのリヤドの方が好きでした）

7. さらにちょっと変わった雰囲気も味わいたいなら Le Jardin

こちらは4番目にご紹介したGafe des Epicesの姉妹店。

グリーンがテーマのお店のようで、中庭にもさもさ茂ったグリーンの中でのお茶の時間は砂漠の中のオアシスにいるかのようでした。

建物自体が大きくいろいろな席があり、夜もきっと素敵なんだろうなあと想像を膨らませていました。

ちなみにマラケシュの旧市街地の中は、美しい場所もたくさんありますが迷路のように入り組んでいて、一人で歩くのは怖いなあと感じる場所もたくさんありました。

そしてリヤド（ホテル）やスパ、特別なカフェは一見それとは分からない扉の向こうにありました。

「本当に素敵な場所は見えないところにある。そこに入るには扉をノックしないといけないけれど、ノックをした人には扉が開かれる」というのはモロッコで学んだ「世界の秘密」の一つかもしれません。

あなたもぜひ、モロッコに来た際には扉をノックしてみてください。

モロッコマラケシュの様子はこちら▼

イスタンブールでのおすすめの場所はこちらに綴っています▼

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