見出し画像

スポーツ観戦と国家課題〜アントラーズの一員への道〜

 淡路島に移住してからプロスポーツの偉大さを知った。地方の課題を知り、人を集めることの大変さも日々痛感している。そんな中、野球やサッカーの試合がある時は、閑散としたただの田舎が、あっという間に何万人単位で人が動く人気スポットとなる。スタジアム周辺を含めるとかなりの経済効果があり、スポーツ観戦が普段行かない土地への旅行の動機となる。東京にいた時は気が付かなかったスポーツの魅力だった。

 そして、スポーツ観戦はメンタルヘルスに効果があるというイギリスの調査結果を目にした。スポーツファンの2人に1人が「試合観戦は家族や友人との交流を助けてくれる」と答え、35%が「コミュニティーの一部と感じさせてくれる」、33%が「体を動かすモチベーションをくれる」と回答したそうだ。スポーツ観戦により周りの人とのコミュニケーションを円滑に図り、同じチームを応援するサポーターの存在で孤独を感じずに所属欲求が満たされるという。うつや不安の症状を軽減し、行動を変え、自尊心を高め、もっと社交的になることで孤独感を弱める効果もあるそうだ。

 かくいう私は、「鹿島アントラーズ」が大好きだ。武政家はアントラーズ一家で、生まれた時から「アントラーズは応援するものだ」というような環境で育ったのが大きいのだろう。確かに家族の話の中心にはアントラーズと愛犬「ガク(元アントラーズの選手から取った名前)」がいる。イギリスの調査結果を見て確かにと納得させられた。

 日本の国家課題である「社会保障費の削減」と「地方創生」の双方においてスポーツは貢献できると感じた。プロスポーツチームを地方経済的にも、人口増加にもより活用していくべきだと感じた。例えば、パソコン一台で生活できる人が増えている。そのような人にシーズンチケットと空き家を用意して「アントラーズ中心の一年を過ごしませんか?」的なアプローチから鹿嶋での生活を体験してもらうような企画があっても面白いと思う。鹿嶋市と連携して地域の人との交流やサポーター同士が仲良くなれる場を提供しながら進めても面白い。私がテレワーカーだったらすぐにでも飛び付きたくなる企画だ。

 そんな私にはアントラーズ絡みで2つの夢がある。1つは両親に「小笠原満男 元選手」と会わせてあげたいこと。もう一つは何かしらの形でアントラーズとパートナーシップを結んでチームの一員になりたいということだ。

 淡路島で知った地方の現実や課題解決能力に磨きをかけることで、地方創生に携わりたい。そしてその経験を活かして、アントラーズの一員にもなりたい

 いつか私の存在が「小泉社長」の目に留まることを祈ってメルカリ活用します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?