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二元論と愛

秋の文学フリマ東京に出店することに決めました。前回はコロナ前だったのでどれくらいぶりだろう、、3回目なんだけども、浦島太郎な気分です。
詳しくは追ってまた告知します。

締め切りを設定しないといつまでも書き散らしているものが散らかったままなので、設定してみたのだけど、どうやってまとめていこう、、

というわけで、久しぶりにちゃんと読めていなかった、インドのホメオパス、Rajan Sankaran の本を取り出してきてちまちま読んでいる。

今日はその中から、ホリスティックな世界の本質に触れてみたい。

Photo by Derrick Treadwell on Unsplash

サンカランのAn Insight into plants volume-1 の中に、"The Opposite is equally True of Whatever is Said" という章がある。

逆も真なり、って話。ちょっと引用。

When a person spontaneously brings up an issue without bein asked any leading questions, it means there is sensitivity in the area of that very issue.

This sensitivity an work in either of two ways.
For instance, if he expresses a tremendous lack of confidence during public speaking, it means he is very sensitive to that issue.
But at the same time the potential exists for him to be a very good public speaker, as seen by his sensitivity to the issue.

It is the sensitivity that causes fear, which at the same time enables him to be a performer.
Fear and courage are two sides of the same coin.
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(Deepl先生による翻訳をちょっとアレンジ)
ある人が、何の質問もされることなく、自発的にある問題を提起したとき、それはその問題の領域に感受性があることを意味します。

つまり、例えば、人前で話すときに、ものすごい自信のなさを感じてしまうタイプの場合、その問題に対して非常に敏感であることを意味すると同時に、実は人前で話すことに関して非常に優れた能力を秘めている可能性も存在するのです。

恐怖を引き起こすのは感受性であり、それが同時に彼をパフォーマーにすることを可能にしているのです。
恐怖と勇気は、同じコインの裏表である。

Rajan Sankaran  An Insight into plants volume-1

人が立ち向かわねばならないのはおそらく、この種の恐怖であって、この種の恐怖に立ち向かって勝利すると、将棋の相手の陣地に入ってひっくりかえった駒、みたいになって、土星にコントロールされない世界へ入るのではないかと最近しみじみ思うのだ。

私はここ最近、左腕が痛くてどうにもならない、というのが続いていて、まさにこの種の恐怖に立ち向かわねばならない、というお知らせが来ている最中。

この世は幻想でできている、と言われる。
だがこの言葉は解釈次第で、生きることが無力感でいっぱいになるのか、それともわくわくと希望で満ち溢れるのか、大きく分かれる。

ホメオパシーの世界では、病の根源は、マヤズムにあると説明される。

この記事とも関連するのだけども、完全に悟ってしまうと、現世にいる意味がなくなるのでたぶん、人間辞めると思うんですよね。

あたまでっかちな理解ではなく、ほんとうに腹の底から、あるテーマについて、ほんとうに裏表を味わって、もうテーマを解消してどうでもよくなる、ってところまで、どこまで味わえるだろうか?ってのが人生の醍醐味なのだろうと。

それが、ほんとうに苦手で触れたくないテーマに突っ込むことでしか手に入らない反転、ってことなのだ。
これは、その人にしかわからない。でも、いわれなくてもみんな知っている普遍的なテーマ、があるはず。

人が病むときはたいてい、そのテーマに強制的に取り組む時期がきているときなのだ。

その一連のプロセスが、愛の実践ということなのだろう、としみじみ思う。この葛藤から逃げる努力は、総て土星に依存した、偽善なのだ。

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