ウイルスの語源をおっかけろ!#4

3の続きです。

さて、なんや、ウイルスからはるばる旅をして、エオスの女神=オーロラ、まで行き着いてしまいました。

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ここで、ホリスティック・エシモロジー的に大事な局面にさしかかる。

そもそも、光っているとき、そこに色が見える時、そこに実体があるのかそれとも、ただの反射なのか?というテーマである。

この点、このエオスの語源周辺には、オーロラという象意と同時に、ゴールド(金)という意味も同時に浮かび上がってくる。

ウイルスの音に連なる wäs  を追うと
Cognate with Tocharian B yasā (“gold”), from Proto-Tocharian *wi̯äsā (“gold”), of uncertain further origin. Compare Proto-Italic *auzom (“gold”), from Proto-Indo-European *h₂é-h₂us-o- (“glow”), from the root *h₂ews- (“to dawn, become light, become red”).
https://en.wiktionary.org/wiki/w%C3%A4s

エオスの神の象徴である「あけぼの」と、「金」が同時に象徴されていることがわかる。

オーロラとは、寒い国で夜にゆらめくあの光もそうだけど、火が燃えている、その周囲にゆらめく、ほとんどみえないようなエネルギーの大きな揺らぎ=いわゆるスピでいうオーラ も同義だ。

太陽の光はあたたかく、それは太陽自体が燃えており、そこに熱という実体、生きているという実体がある、その延長の光である。

植物や、人間の肌の色の変化などもそうで、そこに、生命活動がある故に生じる色素があって、それ故、色としてなりたつわけだ。

対して、構造色と呼ばれる色は、そこに、生命活動としての実体がない。表面に凹凸があることで、光が分解されて、いろいろな色に見えるわけだ。その代表例が虹(この話はあとで詳しく書く)。

金の語源を追うと、カザールやハザールがでてくるので、このあたりは陰謀論好きな人からすれば推して知るべし。

ちなみに、カリウムのカリ、も、ハリ、などと音が混線し、この同じシンボルに包含されていく。インドの聖地ハリドワールや、ハリマオのハリなんかも、この仲間だろう。

結局、悪や毒や光と、ウイルスは同じイメージに含まれる。

これが鍵だ。

光にも、さっき述べたように死んだ光と生きた光がある
同様に、ウイルスのエシモロジーに象徴されるような、結界を壊していく機能は、アポトーシスといって、質の高い生命を保つために、大事な機能だ。もしこれを全否定すれば、生命維持が不可能になる。生命を維持するために、部分的に常に死をもたらす=常に不要な老廃物は排出しなければならない、ってのが、生命の営みだよね。

だが!
富を貯めたい、いくらでも増やしたいという発想は、そのまま体内でも、老廃物として外に棄てねばならないものと、置いておくべきものの区別がつかなくなっていくわけだ。このことが、過剰に外からのウイルスを悪者にして怖がる発想の、根源的な生き方とのリンク、だとわたしは睨んでいる。

virusの音は、また、wirelessにも似ている。5Gと絡めた考察もいくつか出回ったけど、実体としてはそんなようなものだろう。

これはもう詳しく追わないが、要は物理的には実体がない、電磁波のようなものということだ。ウイルスは存在しない、という医学的な説も昔から存在する。

ホリスティックに説明するなら、確かに物理的には存在しないが、物語としての作用はあり、それはまさに、個別に作用するよ、ということだろう。ウイルスがやってきたところで、全員に一律同じ結果をもたらさないのはなぜか、ということ。

花咲か爺の灰を羨ましがって、灰だけ奪ってまき散らしても、花は咲かない。ウイルスだって、そういうこと、、

そういう風景を考えるヒントになれば、と思って、拙いながら書いてみました。。

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