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ヨガと糖尿病~心と体と血糖値~ Vol.00 はじめに


みなさんこんにちは。
わたしは1型糖尿病の患者でヨガインストラクターをしております、さやかと申します。お読みいただきありがとうございます。
わたしは2010年4月に初めて1型糖尿病の診断を受けてから、たまたまきっかけがあり始めたヨガの練習に、いつも救われてきました。ヨガの練習を続ける中で、わたしと同じ糖尿病の患者の皆様にヨガを使って生活を整えていく方法をお伝えできればと考え、ヨガインストラクターの資格を取得しインストラクターとしての活動を始めました。糖尿病を患いながら生活をしていくことは苦労が多いです。ですが糖尿病があっても幸せに人生を暮らしていくことはできると考えています。
「一病息災」人生100年超の時代に、何一つ病気やけががなく生きていくということのほうが非現実的であって、何かしらの不調であったり弱い部分が出てくることのほうが普通だと思います。それは人生の中で自分が頑張ってきた証拠でもあるし、癖でもあるし、積み重ねの結果です。それであれば無病息災を目指すのではなく、自分のなかにある特徴、良い部分も悪い部分も受け入れて、一病息災、弱い部分があるからこその、自身への気遣いや、他者へのやさしい配慮の心を獲得できると思います。
なにかひとつでも参考になったり、役に立てることを見つけていただければ嬉しいです。ヨガを好きになっていただいた方がもしいらしたらいつかご一緒に練習をできたら、それもとても嬉しく思います。ヨガを実践することで、少しでも皆さんの幸せが増えていきますように願っています。

さやか