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子連れ西表島-水牛車と由布島-

Way to Yubu island from Iriomote island by buffalo carriage.

石垣島到着の翌日は早速フェリーに乗って西表島と由布島を目指します。
まずは車で30分かけて石垣港へ行き、ターミナルに併設された市営駐車場に車を停めます。

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フェリーターミナルには「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の2社がカウンターを構えていますが、扱っている便も価格も全く同じです。
ツアーはそれぞれ特色があるようですが、ただフェリーに乗るだけであれば列が短い方で購入したほうが早いです。

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西表島には2つの港があり、北部が「上原港」で南部が「大原港」です。
大原港の方が乗船時間が少し短いのですが、今回は上原港のほうがバスの待ち合わせが若干良かったので、上原港往復にしました。

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西表島の路線バスは1日4便で時刻表によると午前2便、午後2便です。
フェリーと待ち合わせはないので、フェリー+バスの組み合わせで由布島に渡るには下記のスケジュールになります。

9:30 石垣港 → 10:30 上原港
11:15 上原港バス停 → 11:56 由布水牛車乗場バス停
12:30 由布水牛車乗場バス停 → 12:45 由布島
ランチ+島内観光(約3時間)
16:00 由布島 → 16:15 由布水牛車乗場バス停
16:20 由布水牛車乗場バス停 → 17:02 上原港
17:15 上原港 → 18:00 石垣港

ちなみに10月からバスの時刻表が変わっていて、上記のスケジュールでは行き来できなさそうです。改めてタイムテーブルをチェックしてください。

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バスは片道780円なので、往復だと1日間フリー乗車券を1,000円で購入するほうがお得です。

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バスを降りるとチケット売り場「旅人の駅」へ行き、水牛車の往復料金と入園料を支払います。
西表島側の水牛車乗り場から歩いて由布島へも行けるそうで、その際は入園料だけの支払いになります。でも、せっかくだから水牛に乗るほうが断然おすすめです。

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15分かからないくらいで由布島へ到着します。
引き潮の時間だと海水が殆どなくなり、満潮だと水面に写った水牛と島の緑が美しい景色になります。ので、満潮狙いで乗車しましょう。

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園内には緑深い遊歩道があり石碑やモニュメントがあります。
以前、ここに開拓民が住んでいて小学校まであったと思うと、昔は日本も人口が多かったんだなぁ~と実感します。
だって、歩いて回れる大きさの島ですからね。

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島内の飲食店は2箇所で、島中央にあるレストランかマンタの浜にある由布茶屋です。レストランでは八重山そばなどの軽めの食事が頂けます。

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蝶々園にはチョウがたくさん飛んでいるのですが、正直、温室の外にもたくさん飛んでいます。
有名な黄金のサナギがあるそうですが、残念ながらこの日は公開されていませんでした。

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マンタの浜からは小浜島が望めます。
砂浜は砂利とサンゴの多いビーチなので、そのまま歩くと痛いです。
由布茶屋という喫茶売店があり、ソフトクリームやコーヒーを買って海を眺めながら一服するのも素敵です。

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ブーゲンビリアガーデンは島の一番端っこにあり、温室の外とあんまり変わらないんじゃ…と思うような植物が展示されています。
内部はかなり暑いので、散策路の植物を見ていた方が気持ちいいです。

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島を一周したので水牛車待合所でお土産ショッピングをしながら、マンゴーを食べて一息つきます。

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西表島に戻る水牛は1時間おきくらいに出ているので、待合所についた順で案内されます。

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帰りも路線バスに乗って上原港まで戻ります。
道中にピナイサーラの滝が見えましたが、こんなに緑がわさわさした森を小さな子連れでマングローブや滝を見るジャングルトレッキングは難しそうだなぁ~と、10数年後のお楽しみにとっておくことにしました。

往路と復路、どちらも水牛車で降りた観光客はゼロ。
由布島にバスで行く人はよほど少ないらしく、フェリーと路線バスの乗り合わせが難しいのが難点だなと感じました。

石垣島発着の由布島ツアーであれば、時間のロスがなくサクッと行けます。
また、繁忙期でバスが頻繁に運行されていれば、ここまでのタイムロスはないかもしれません。

ですが、今回の結果としては、かなり時間をロスしました。。

とは言え、小さな子連れでツアーに参加してちょこまか動くのは大変なので、このくらいのんびりしながら「ロスも仕方ないかぁ~」くらいの気持ちで過ごせたのは結果オーライです。

もし、路線バスで由布島行きを検討しているなら、我が家のスケジュールを参考にしてみてくださいね。

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