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13. ヘルシンキ再び&子連れ旅Tips

20日ぶりにフィンランド・ヘルシンキに戻ってきました。
もはや懐かしささえ感じる。

帰国便までの2泊3日は世界遺産観光とお土産ショッピングに充てます。
まずは空港からヘルシンキ中央駅までの1日券を購入です。

スオメンリンナ島には町の南側にあるKauppatoriのフェリーターミナルからスオメンリンナ島行きのフェリーに乗って15分ほどで到着します。
1時間に2本くらいは船が出ているのでフラッと言っても、まぁ乗船できます。時刻表はコチラにありました。
乗船料金は片道2.8€ですが空港で購入したHSLの1日券の有効範囲がゾーンABだったので、運良くフェリーも含まれていました。

スオメンリンナ島は世界文化遺産に登録されている要塞だった島です。
フェリー乗り場から島の最深部にあるキングスゲートまでは1.7kmの道のりで、ベビーカーで片道40分くらいかかりました。
殆どが舗装された道なので車椅子やベビーカーでもアクセス可能ですが、かなり急な坂もあるのである程度の気合も必要です。

スオメンリンナの要塞(Suomenlinna)
Tel: +358 29 5338410
住所: Suomenlinna 00190 Helsinki
Web: https://www.suomenlinna.fi/ja/

フィンランドがスウェーデンの一部だった頃の海洋基地なので、島内には武器庫やものものしい大砲なども残されています。
島内で暮らす人もいるようで民家と教会もありました。他には観光客向けの飲食店が数軒あって、夏はピクニックの場所として人気のようです。

フィンランドでは寒くて暗い日が多いからか、屋内でくつろげる空間と時間を大切にする文化があるように感じました。
どのカフェも気を使った内装でゆったりとできる場所が多かったです。

Johan & Nyström - Kanavaranta
Tel: +358 40 5625775
住所: Kanavaranta 7C, 00160 Helsinki
Web: https://johanochnystrom.fi/

ばらまき土産はマリメッコ、ムーミンを中心に購入しました。
直営店なども覗いてみたのですが価格帯と方向性的に一番品揃えが気分にフィットしたのはヘルシンキ中央駅向かいにあるK-supermarketです。

K-Supermarket Postitalo
Tel: +358 29 1707777
住所: Posti Postitalo, Elielinaukio 2 G, 00100 Helsinki
Web: k-supermarket.fi

免税ではないのですが地元の普通のスーパーなので、5€以下のお土産に使えるアイテムが充実していました。

ムーミンの歯磨き粉、ココア、ビスケット、紅茶、マリメッコのナプキン等々…北欧の製品は日本では3倍くらいするのでお得に感じてしまいます。
と思って帰国したら、KALDIでムーミン紅茶のセールをやっててショック!

我が家のお土産にはクリスマスセールを活用してイッタラの食器を爆買い!
定番のティーマやシンプルなプレートが半額以下でどんどん手が出ます。
中央駅近くにも直営店はありますがガラス製品がメインなので、陶器の食器ならEsplanadi公園前のお店のほうが種類が豊富です。
郊外にアウトレットもあるそうですが、あまり安くないという情報があったので、交通費と移動の時間を考慮すると町中での購入が良さそうです。

ittala Store
Tel: +358 20 4393501
住所: Pohjoisesplanadi 23, 00100 Helsinki
Web: iittala.com

あとはマリメッコの直営店で鍋敷きと、artekというアルヴァ・アアルトなどの有名デザイナーが始めたインテリアショップで小物を購入してお土産ショッピング終了です。

現地の夕方に出発するヘルシンキ発~成田間のJAL便で帰国しました。
夕方便なので息子が寝てくれると期待したのですが、全然寝てくれなくて10時間近く交代で抱っこでゆらゆらしていました。
往路復路共に最後列の席を予約して、座席とトイレの間にある三角の小さなスペースを活用して歩かせたり、抱っこしたりしていました。

荷物は、移動が多い旅行だったので機動性重視で厳選しました。

1ヶ月の旅行の荷物は夫のボンサック、私のバックパック、キャスター付き機内持込サイズのキャリーバッグ、息子を乗せるベビーカーの4点のみ。

この荷物をどのようにマネージするかと言うと…
<飛行機に搭乗する場合>
チェックインカウンターでベビーカーを預け入れます。
夫婦それぞれがバックパックを背負い、夫は抱っこ紐で息子を抱え、私はキャリーバッグをコロコロして移動します。
飛行機が到着するとベビーカーは優先で割とすぐに出てくるので、荷物待ちの時間なしですぐに動けます。

<ホテルや電車までの移動の際>
夫が抱っこ紐で息子を抱えて、ベビーカーにボンサックを乗せます。私はバックパックを背負ってキャリーバッグをコロコロして移動していました。
ホテルに着いたら大きな荷物は置いて、私はカメラとサコッシュだけ、夫は手ぶらで息子をベビーカーに乗せて移動していました。

3つのバッグの中には何が入っているかというと…
・全員分の下着&上着3日分
・衛生用品(液体石鹸、歯磨き、保湿剤、爪切り、コンタクト、化粧品等)
・食器(パッカブルのお皿、カトラリー、折り畳み電気ケトル等)
・絵本とおもちゃ
・食品(離乳食、粉末味噌、乾燥納豆、米等)
と、これらのアイテムを4箇所にうまく分散させて収納していました。
途中からお土産として購入した陶器や衣服が加わわりました。

衣服は事前に民泊に洗濯機の有無、なければコインランドリーの場所を確認しておくことで、着ている服+3セットでやりくりできました。
おしゃれしたい!あれ着て、これ着て写真に撮りたい!という人には無理だと思いますが、最低限の荷物で過ごすなら1ヶ月4セットでいけます。

衛生用品も通常から用途が広範囲な製品を使うことで、旅行にそのまま流用しています。洗顔は日頃からDr. BronnerのMagic Soapを使っていますが、旅行中は顔だけでなく頭も体もお皿も洗濯石鹸としても使います。
保湿剤もWeledaのSkinfoodという多機能バームを使っていて、これ一本で化粧下地、息子の保湿剤、ヘアクリームといろいろ使っていました。

普段の生活を最低限にして、旅行の時にあれがないとダメ、これがないと困る、という事態にならないように暮らしています。


そんな生活嫌だ…と思う方も全然いると思うので、そこは好き好きです。
我が家は長期滞在の旅行が生活の中心になっているので、こうゆうスタイルに落ち着きました。

ハードコア過ぎて参考にならない部分はあるかもしれませんが、小さな子連れで旅行を計画されているようであれば他の記事も覗いてみてくださいね。

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