【読書メモ】シャーロック・ホームズ最後の挨拶(2023-No.77)
「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」
シャーロック・ホームスが、というか、コナン・ドイルが生きた時代を垣間みることができたような気分になりました。ロンドンの濃い霧の色が「黄色」とか「茶色」とか表現されていたり(霧じゃなくてスモッグじゃん)、第一次世界大戦が勃発したり。兄のマイクロフトが政府の要職についていたこともあり、弟シャーロックも国のために奔走。コナン・ドイルは政治家にも打って出ようとしたのですね。解説を読んで初めて知りました。
全集は残すところ3作品(バスカヴィル家の犬/事件簿/恐怖の谷)。
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